錦織、復活なるか 地元メディア分析「初戦が試金石」 本人は右手首復調に自信
負傷の影響ぬぐえず「肉体的な問題がプレーに継続性生むことを妨げている」
「日本人選手にとって、シーズンがベストのスタートを切れたとは言えない。彼は肉体的な問題を抱え続けており、彼のプレーぶりに継続性が生むことを妨げている」
負傷の影響があると分析し、今年獲得したツアーポイントは840ポイントで、16位に留まっていることも指摘した。
それでも、錦織への期待が低いわけではない。記事では、アルベルト・ラモス(スペイン)とディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の勝者と初戦を迎えることを紹介した上で「この試合は、彼の本来の状態を確認するための試金石となるのは間違いない」と展望している。
今大会にはマレー、ジョコビッチ、ナダル、そして、世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)、同6位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、同7位マリン・チリッチ(クロアチア)ら錚々たる顔ぶれがそろった。全仏オープンを控えての格好の前哨戦で、錦織は本来の躍動感あふれるプレーを見せられるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer