ドジャース、空港の“卵投げつけ男”の処罰求めず 韓国報道「出国時に同じことがないように」
米大リーグの開幕戦で韓国滞在中のドジャースは18日、入国した15日に仁川国際空港でチームへ向けて卵を投げつけた容疑者の20代男性について、処罰を望まないとの意思を警察に対して伝えた。韓国紙「朝鮮日報」が報じている。容疑者は暴行罪で不拘束立件されたものの、処罰については被害者の意思によるため、警察はドジャースに対して確認すると明らかにしていた。
15日の入国時、ロバーツ監督が現れたタイミングで群衆の中から生卵が
米大リーグの開幕戦で韓国滞在中のドジャースは18日、入国した15日に仁川国際空港でチームへ向けて卵を投げつけた容疑者の20代男性について、処罰を望まないとの意思を警察に対して伝えた。韓国紙「朝鮮日報」が報じている。容疑者は暴行罪で不拘束立件されたものの、処罰については被害者の意思によるため、警察はドジャースに対して確認すると明らかにしていた。
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事件は15日午後、ドジャースが韓国に到着した際に発生した。大谷翔平投手を先頭に選手たちが続々と入国ゲートからバスに向かう中、デーブ・ロバーツ監督が登場したタイミングで群衆の中から生卵が投げつけられた。幸い誰にも当たることなく床で割れ、容疑者もまもなく空港で検挙された。取り調べに対し「監督を狙ったわけではない」「なぜ我々が外国人を歓迎しなければならないのか、ただ気分が悪くて投げた」と供述していたと韓国メディアに報じられた。
18日の報道によれば、ドジャースは韓国のイベント企業を通じて警察側に「当時、選手団の誰にも卵は当たっておらず、被害がなかった」として、「被疑者の処罰を求める意思はない」と伝えたという。ただ「出国する時は、また同じようなことは起きないようにしてもらえるとありがたい」ともしている。
警察はこれを受けて、不拘束立件されていた男性を検察不送致とする方針だという。
(THE ANSWER編集部)