捕球が見えぬ魔球― レ軍エースの“超鋭利スライダー”に米仰天「90度曲がってる」
米大リーグで盛り上がりを見せるリーグ優勝決定シリーズで、左腕が投じたスライダーに右打者が空振りしたが、捕手がキャッチしたのは打者の後ろ足の奥。捕球位置が見えないほどの驚異の変化量の“超鋭利な魔球”で空振り三振を奪った瞬間をMLBが動画付きで公開し、米ファンに「最後は打者の後ろ足に…」「90度曲がってる」「エゲツない、という言葉の意味を表している」と興奮を呼んでいる。
Rソックス左腕セールが投じた“魔球”にファン興奮「最後は打者の後ろ足に…」
米大リーグで盛り上がりを見せるリーグ優勝決定シリーズで、左腕が投じたスライダーに右打者が空振りしたが、捕手がキャッチしたのは打者の後ろ足の奥。捕球位置が見えないほどの驚異の変化量の“超鋭利な魔球”で空振り三振を奪った瞬間をMLBが動画付きで公開し、米ファンに「最後は打者の後ろ足に…」「90度曲がってる」「エゲツない、という言葉の意味を表している」と興奮を呼んでいる。
空振り。しかし、捕球をしたのは、打者の“真後ろ”だった。驚異のスライダーで魅了したのは、レッドソックスのエース左腕クリス・セールだ。13日(日本時間14日)のリーグ優勝決定シリーズ第1戦アストロズ戦、4回だった。
7番の右打者コレアを迎えた場面、1ボール2ストライクから投じたのは宝刀スライダーだ。ストライクゾーン低めに投じられ、コレアは打ちにかかる。しかし、ホームベース付近から急激に変化した。打者の体に向かうように食い込み、そしてバットは空を切った。空振り三振。ただ、驚くの捕手の捕球位置だ。
投手から見て、打者の“真後ろ”。足元に隠れ、キャッチした瞬間が見えなかった。それほど、変化量は大きかった。スタジアムも圧巻の空振り三振にどよめきが起こったが、当のセールは涼しい顔をしたまま淡々とした様子だ。