世界No.1破った中国18歳超新星に勝利 43歳ベテランに海外衝撃「父親でもおかしくない年齢だ」
卓球の国際大会、WTTシンガポールスマッシュは14日に男子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング43位のティモ・ボル(ドイツ)が2回戦で同18位の18歳・林詩棟(中国)を3-1で破って準々決勝進出を決めた。2回戦で同1位の樊振東を破って勢いに乗る超新星を退けた43歳のベテラン。海外ファンからは「いまだ健在だ」「リスペクトに値する」といった称賛の声が寄せられている。
WTTシンガポールスマッシュ
卓球の国際大会、WTTシンガポールスマッシュは14日に男子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング43位のティモ・ボル(ドイツ)が2回戦で同18位の18歳・林詩棟(中国)を3-1で破って準々決勝進出を決めた。2回戦で同1位の樊振東を破って勢いに乗る超新星を退けた43歳のベテラン。海外ファンからは「いまだ健在だ」「リスペクトに値する」といった称賛の声が寄せられている。
第1ゲームから主導権を握ったレフティーのボルは、台から離れたドライブ合戦で打ち勝って11-7で先取すると、第2ゲームも終始リードを保って11-8で連取。第3ゲームは5-11で落としたが、第4ゲームは効果的な巻き込みサーブでポイントを重ね、デュースの末に最後は相手のバックドライブのミスを誘って12-10。決着の瞬間、ボルは右手でガッツポーズし、そのまま点に突き上げた。
ワールド・テーブルテニス(WTT)公式インスタグラムは「ティモ・ボルがリン・シドンに3-1で勝利しここに留まる」とつづって動画を公開。海外ファンから「43歳で最近世界1位を破った相手に勝利するのは見事だ」ティモはリスペクトに値する」「未だ健在だ」「レジェンドだ!」「凄い! よくやったぞ」「ブラボー」「父親でもおかしくない年齢だぞ」といったコメントが集まっている。
ボルは21歳だった2003年に世界ランク1位に上りつめ、ワールドカップも過去に2勝している実力者。2011年にはテレビ朝日系「マツコ&有吉の怒り新党」の人気企画「新三大○○調査会」の中で、日本卓球界の第一人者、松下浩二との2000年世界卓球での大激戦が紹介され、マツコ・デラックスと有吉弘行からも注目された。近年は故障もあって世界ランクを大幅に下げていたが、1月のWTTコンテンダードーハ決勝では張本智和を破って優勝し、今大会前に43位まで順位を上げていた。
(THE ANSWER編集部)