遠藤航の「29億円はお買い得だ」 リバプールにもたらした衝撃事実を指摘した米メディアに反響
海外サッカー、現地10日に行われたイングランド・プレミアリーグ第28節で、リバプールの遠藤航は本境地マンチェスター・シティー戦にフル出場し、中盤で相手の攻撃の芽を潰す完璧な仕事ぶりで、チーム制定のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。首位攻防戦は1-1で引き分けたもの、米メディアは遠藤の存在感の大きさを示した数字を紹介。「29億円はお買い得だ」との指摘に米ファンも「その通りだ」と呼応している。
マンチェスターC戦で中盤を“制圧”
海外サッカー、現地10日に行われたイングランド・プレミアリーグ第28節で、リバプールの遠藤航は本境地マンチェスター・シティー戦にフル出場し、中盤で相手の攻撃の芽を潰す完璧な仕事ぶりで、チーム制定のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。首位攻防戦は1-1で引き分けたもの、米メディアは遠藤の存在感の大きさを示した数字を紹介。「29億円はお買い得だ」との指摘に米ファンも「その通りだ」と呼応している。
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3日前の欧州リーグ(EL)スパルタ・プラハ戦に続いて先発のピッチに立った遠藤。前半23分にCKから失点したものの、流れの中では相手の司令塔ケビン・デ・ブライネに目立った仕事をさせるシーンはほとんどなし。他の場面でもパスカットや相手のドリブル阻止、囲まれながらパスを散らすなど、中盤を完全に“制圧”した。チームは後半3分にPKをアレクシス・マック・アリスターが決めて追いつき、終盤まで激しい競り合いを繰り広げて勝ち点1を分け合った。
改めて遠藤の存在感が示された一戦。米メディア「ブリーチャー・レポート」のサッカー専門X(旧ツイッター)は「エンドウはプレミアリーグで先発出場した試合ではまだ負けたことがない」とつづり、「9勝、3分け、0敗」という数字を紹介し「2000万ドルがお買い得に思えてきた」と約29億円の移籍金での加入を改めてつづった。
今季から加入した遠藤は序盤こそチームの戦術に合わせきれないシーンもあったが、試合をこなすごとにそれも解消。リーグ戦だけでなく、リーグカップ戦やELでもチームの勝利に貢献してきた。逆に、遠藤がアジアカップ参戦で不在だった2月4日のアーセナル戦は1-4で敗戦。逆の意味でも遠藤の存在感の大きさが示された形となった。それだけに、この数字を知った海外ファンからはさまざまなコメントが寄せられている。
「何の疑いもなく、今シーズン契約した最高のMFだ」
「フィールドの真ん中でのテンポをコントロールする方法はクレイジーだ。素晴らしい選手だ」
「その通りだ。なんて記録なんだ」
「彼は輝かしいと言わざるを得ない」
「彼のパフォーマンスとチームの成功への影響力を考えたら、こんな選手に2000万ドルは、確かにお買い得に思えるだろう」
「マジで彼は本物だった」
「日本の戦士」
「私たちは本当に幸運だ」
「プレミアリーグで最も過小評価されている選手だ」
マンチェスターC戦の引き分けで、首位をアーセナルに明け渡したリバプール。残り10試合、遠藤にかかる期待はさらに大きくなりそうだ。
(THE ANSWER編集部)