バスケ富永啓生を「止める術見つからなかった」 30得点大爆発に敵地紙脱帽「全く同じことを…」
バスケットボール男子で、全米大学体育協会(NCAA)ディビジョン1・ネブラスカ大に所属する富永啓生は10日(日本時間11日)、ミシガン大とのシーズン最終戦に先発出場し、約32分のプレーで30得点、6リバウンドの活躍で85-70の勝利に貢献した。シュート成功率70.5%の大暴れには敵地紙も「彼のパーティを止める術を見つけられなかった」と脱帽している。
ミシガン大とのシーズン最終戦で大爆発
バスケットボール男子で、全米大学体育協会(NCAA)ディビジョン1・ネブラスカ大に所属する富永啓生は10日(日本時間11日)、ミシガン大とのシーズン最終戦に先発出場し、約32分のプレーで30得点、6リバウンドの活躍で85-70の勝利に貢献した。シュート成功率70.5%の大暴れには敵地紙も「彼のパーティを止める術を見つけられなかった」と脱帽している。
スペースがあろうがなかろうがお構いなしだった。お得意の3Pシュートは8本中5本成功。ディフェンスに体を寄せられたタフショットでも、センターラインを越えたあたりからのディープスリーでも、素早いリリースでリングを射貫いた。守備の間隙を見つけると果敢に飛び込みレイアップ。変幻自在の攻撃で敵地ミシガン大のホームアリーナを沈黙させた。
ミシガン州地元紙「ミシガン・デイリー」は「ケイセイ・トミナガがミシガンをさいの目に切り刻む」と題する記事を掲載。「ウルバリンズ(ミシガン大のチーム名)は彼のパーティを止める術を見つけられなかった」と富永の大暴れに脱帽した。
記事は「彼はコートのあらゆるエリアから得点した。バスケットに切り込み、ディープスリーを沈めた。ウルバリンズの誰が彼につこうとも、トミナガはシュートの激流を解き放つのに十分なスペースを作り出した」と絶賛。「トミナガをしっかりと捕まえることが一度もできず、常に仕事をするだけのわずかな余地を与えてしまった」とお手上げだ。
ミシガン大は2月にネブラスカ大のホームで対戦した時も、富永の19得点の活躍に屈した。記事は「ミシガンはトミナガを研究するために十分な映像を持っていた。ウルバリンズは彼が守備をさいの目に切り刻むところを2月に見ていたが、それでもまた全く同じことを彼に許した」と、再び“好きなように”やられてしまったことを嘆いた。
最終戦を飾ったネブラスカ大はレギュラーシーズン22勝9敗とし、所属する「ビッグテン・カンファレンス」の4位以上が確定。次戦は現地16日に行われる同カンファレンス・トーナメント準々決勝となっている。
(THE ANSWER編集部)