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無敗の優勝で1億5000万円獲得 千葉ジェッツに敗れた韓国バスケ監督が脱帽「とても良いチームだ」

バスケットボール男子で、東アジア各国の強豪クラブが王座を争う東アジアスーパーリーグ(EASL)が10日、フィリピンのセブ島で決勝を行い、昨季Bリーグ準優勝の千葉ジェッツがソウルSK(韓国)を72-69で下し、日本のクラブとして初優勝を果たした。対戦したソウルSKのチョン・ヒチョル監督は千葉に脱帽したかのようなコメントを残している。

千葉ジェッツの富樫勇樹【写真:B.LEAGUE】
千葉ジェッツの富樫勇樹【写真:B.LEAGUE】

東アジアスーパーリーグ決勝、ソウルSK下し日本チーム初優勝

 バスケットボール男子で、東アジア各国の強豪クラブが王座を争う東アジアスーパーリーグ(EASL)が10日、フィリピンのセブ島で決勝を行い、昨季Bリーグ準優勝の千葉ジェッツがソウルSK(韓国)を72-69で下し、日本のクラブとして初優勝を果たした。対戦したソウルSKのチョン・ヒチョル監督は千葉に脱帽したかのようなコメントを残している。

 試合は第3クオーター(Q)を終えSKが54-51でリード。千葉は第4Q残り4分33秒、富樫勇樹の3点シュートで63-62と逆転。そこからは僅差ながらリードを保ったまま逃げ切った。富樫は両軍最多の24得点、3点シュート4本を決める大活躍だった。

 韓国紙「ハンギョレ」は「千葉では、身長168センチと小柄ながら、2019年にBリーグのMVPに輝いたトガシが24得点7アシストでチームを優勝に導いた。千葉は今大会、予選から8連勝という勢いを誇った」と伝え、予選から無敗で粘り強く戦った千葉に驚いた様子だ。

 SKのチョン・ヒチョル監督は「結果は残念だったが、千葉はとても良いチームだ。私たちの選手は最善を尽くした」と千葉の底力に脱帽した様子。さらに「他のリーグのチームが、私たちの強みに備えて試合を行っているのを見て。私たちも普段とは違う攻撃と守備を使ってみた。私も選手たちも、一段階発展するきっかけになった」と大会の意義を強調したという。

 優勝した千葉は100万ドル(約1億4700万円)、準優勝のSKは50万ドル(約7350万円)の賞金を受け取る。

(THE ANSWER編集部)

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