井上拓真、兄・尚弥と兄弟世界戦へ わずか2か月強の試合間隔も問題なし「勝ってバトンを繋ぐ」
試合後も続ける節制「いつもは夜中にラーメンとか食べます」
1週間しないうちにロードワークを再開。9日後にジムワークも始めた。バンタム級のリミットは53.5キロ。初防衛戦当日は60キロで臨んだ。「期間が空くと太りやすい体質。普段は気にせず食べるので」と通常の節制していない時期は64キロほどまで戻るが、今回は61キロで留まっているという。“ストレス発散”の期間も設けなかった。
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「基本的に普段は昼と夜しか食べないけど、試合期間が空くと夜中にラーメンとか食べます。試合1か月半前から気にし始めて調整します。(ラーメンは)好きなだけ食べたいですよ(笑)」
石田は過去に大橋ジムで出稽古。尚弥や松本亮とスパーリングをし、拓真も見ていた。東京Dはプライベートを含めても行ったことがない。2019年11月以来4年半ぶりの兄弟世界戦へ「一緒の方が練習でも切磋琢磨できるし、高め合いながらできる。しっかり勝ってバトンを繋ぎたい。前回より熱い試合を見せたい」と力を込めた。
同興行では、同門のWBO世界同級10位・武居由樹が王者ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に世界初挑戦。バンタム級はWBC王者・中谷潤人(M.T)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲスが君臨し、活況を呈する。拓真は「誰が見てもバンタム級で一番強いのは井上拓真だと言われるようにしたい」と主役は譲らない。
○…興行はAmazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第8弾として独占生配信される。井上兄弟と武居のほか、WBA世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が同級3位・桑原拓(大橋)と初防衛戦を予定。同じ興行で世界戦4試合は国内最多3試合を超える規模となる。
(THE ANSWER編集部)