2番大谷、3番フリーマンの打順に

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日（日本時間7日）、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で先発。2打数2安打1打点、1四球と全打席出塁する活躍を見せた。この試合では盗塁も決めたが、大谷の後ろを打つ主砲フレディ・フリーマン内野手は「いつでも歓迎だ」と盗塁について言及。「彼には100盗塁してほしいね」とさすがに難しい数字もあげている。

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　大谷は初回に内野安打で出塁すると、続くフリーマンの左飛ですかさず二塁へ進塁。第2打席でも中前打で出塁すると、今季初盗塁もマークした。米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」公式X（旧ツイッター）は、この試合で大谷の後ろの3番を打ったフリーマンのインタビューを公開している。

　この日は満塁弾をかっ飛ばしているフリーマン。「上位打線はワクワクさせるもの。打点を稼ぐ機会が多くありそうだが」と聞かれると「個人的なワクワク感というよりも、得点を多く取れそうなラインナップであることにチーム全体としてワクワクしている。ショウヘイと（1番の）ムーキー（ベッツ）は、ここ数週間とても好調だ。自分にチャンスで回ってくることはこれからもあるだろうね」と強力打線を歓迎している。

　この試合で盗塁を決めた大谷については「彼が盗塁するならいつでも歓迎だ。既に彼と話したよ。カウントとか気にするところはあるか聞かれたんだけど、盗塁したければいつでも行ってくれと伝えたよ。得点圏にいて欲しいとね」とコメント。自身の打席中に積極的に盗塁を狙っていいとのスタンスを示した。

　さらには「彼には100盗塁してほしいね」とジョーク交じりの“指令”も。20世紀以降でシーズン100盗塁はリッキー・ヘンダーソンが3度記録するなど前例がないわけではないが、かなり難しい数字だ。それでも大谷なら……と考えさせられるのが凄いところでもある。