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W杯ボルダリング、楢崎智亜2位&渡部桂太3位 日本勢は男女4人表彰台も地元Vならず

東京で初開催となったスポーツクライミング・ワールドカップ(W杯)ボルダリング(第2日・エスフォルタアリーナ八王子)は7日、男子決勝が行われ、世界選手権覇者の楢崎智亜2位、第3戦優勝の渡部桂太が3位に入った。優勝はアレクセイ・ルブツォフ(ロシア)だった。

東京初開催、日本勢は男女とも2&3位の惜敗も20年東京五輪へ人気過熱

 東京で初開催となったスポーツクライミング・ワールドカップ(W杯)ボルダリング(第2日・エスフォルタアリーナ八王子)は7日、男子決勝が行われ、世界選手権覇者の楢崎智亜2位、第3戦優勝の渡部桂太が3位に入った。優勝はアレクセイ・ルブツォフ(ロシア)だった。

 スポーツクライミングはボルダリングとともにスピードクライミング、リードクライミングの3種目で構成され、20年東京五輪に追加競技として初採用。W杯では東京初開催となった今回は2000人のファンが詰めかけたといい、人気に高まりを見せている。

 4月30日のW杯(南京)スピードクライミング部門では「ペルシャのチーター」の異名を持つ23歳のレザ・アリポワ(イラン)が15メートルを5秒48で登る驚異の世界新記録を樹立し、カナダ「CBC」がビル5階相当に当たる15メートルの壁をわずか5秒で登り切る衝撃の新記録達成の瞬間を動画で公開。あたかもスパイダーマンのようなプレーが話題を呼び、注目を集めていた。

 今回の女子決勝では野口啓代が2位、野中生萌が3位で日本勢がダブル表彰台に上がり、地元の大歓声を受けていた。男女ともに地元での優勝こそ惜しくも逃したが、20年の東京五輪へ、さらにクライミング熱は高まりそうだ。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


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