東京マラソンで騒然、日本人集団の複数人が転倒 20km手前で木村慎、西山雄介らにアクシデント
東京マラソンは3日、東京都庁~東京駅前行幸通りの42.195キロで行われた。日本人男子は今夏のパリ五輪切符を懸けた最終選考レース。20キロ手前で日本人集団にいた木村慎、西山雄介らが転倒した。海外勢も巻き込まれるアクシデント。騒然とする様子が中継された。
東京マラソン
東京マラソンは3日、東京都庁~東京駅前行幸通りの42.195キロで行われた。日本人男子は今夏のパリ五輪切符を懸けた最終選考レース。20キロ手前で日本人集団にいた木村慎、西山雄介らが転倒した。海外勢も巻き込まれるアクシデント。騒然とする様子が中継された。
白い紙吹雪が舞う中、選手たちが一斉にスタートした。スタート地点は晴れ、気温6度、湿度38%の好条件となり、東京五輪で連覇した前世界記録保持者エリウド・キプチョゲ(ケニア)らアフリカ勢が先頭集団を形成。2時間4分56秒の日本記録保持者・鈴木健吾、昨年大会で日本人トップ7位の山下一貴、昨年8月のブダペスト世界陸上代表の其田健也ら日本のトップ選手たち後続で集団を作った。
しかし、20キロ手前で日本人の先頭集団にいた木村、西山が次々に転倒。接触が原因とみられ、周囲の選手も巻き込まれた。選手たちは立ち上がり、レースを続行。木村も遅れたものの、懸命に足を回して前を追った。
3枠の男子日本代表は、昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で小山直城(Honda)と赤崎暁(九電工)が内定。MGCファイナルチャレンジ(男子は福岡国際、大阪、東京)で設定記録2時間5分50秒を切った中で最上位選手が最後の1枠を得る。MGC以降は記録突破者が現れず、最終選考会の今大会で該当者がいなかった場合は、MGC3位の大迫傑(Nike)が内定する状況だった。
(THE ANSWER編集部)