透け過ぎズボンで批判のMLB新ユニホーム 製造元CEOが反論「我々は言われた通りに作った」
米大リーグで今季から採用される新ユニホームへの批判に対し、製造元企業が反論した。ズボンがあまりにも透けてしまっていると指摘の声が殺到。製造元企業のCEOは「私たちは完全に言われた通りにやっている」などと主張している。
「シースルー過ぎる」と批判を集める新ユニホームの製造元が主張
米大リーグで今季から採用される新ユニホームへの批判に対し、製造元企業が反論した。ズボンがあまりにも透けてしまっていると指摘の声が殺到。製造元企業のCEOは「私たちは完全に言われた通りにやっている」などと主張している。
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フォトデーで撮影されたドジャース・大谷翔平投手の写真でも、ズボンに入れたシャツがくっきり浮き出ていた。「シースルー過ぎる」などと物議を呼んだユニホーム。大手スポーツメーカーのナイキがデザインし、ファナティクスが製造している。
ファンや選手からも酷評されていたが、ファナティクスのマイケル・ルービンCEOは1日(日本時間2日)、米マサチューセッツ州で行われたMITスローン・スポーツ・アナリティクス会議で異論を述べた。米スポーツ専門局「ジ・アスレチック」が詳報。ルービンCEOは依頼内容を忠実に守った結果だと主張した。
「私たちは完全に言われた通りにやっている。私たちは全てを完全に正しくやっていると言われてきた」「ナイキが全てをデザインし、私たちにスペックを渡して『これを作れ』と言う。私たちは全てスペック通りに作っている。ナイキは『ああ、君たちは全て私たちが頼んだ通りにやっているよ』と言うだろう」
さらに「これは楽しくないね。通常、私が袋叩きに遭うのは自分が実際に何か間違ったことをした時だ」と不満を吐露。デザイン変更にあたり、ナイキ社は複数の選手の意見を聞いたというが、同CEOは「とても古くてノスタルジックなものを変更する時は、全員の意見を聞かないといけない」と聞き取りが足りなかったと述べた。
一方、記事では「ルービン氏は、ナイキのユニホームは時が経つにつれ、改良だと見なされると思っていると話した」と指摘。「人々が不愉快になるのもユニホーム変更の一部。そして(慣れるには)時間がかかる」とコメントした。まだ見慣れないだけで製品に自信があるようだ。
(THE ANSWER編集部)