パリ五輪アジア最終予選

　サッカー女子のパリ五輪アジア最終予選が28日に東京・国立競技場で行われ、女子日本代表（なでしこジャパン）は北朝鮮代表に2-1で勝ち、2戦合計2-1で今夏のパリ五輪の出場権を獲得した。攻守にわたってチームを支えた長谷川唯は試合後にピッチ内で“自撮り”しながら歓喜。そこで見せた細やかな気配りがネットで公開されると、ファンから「ちょっとした心配りが素敵でした」「感動的な瞬間」といった称賛と感動の声が寄せられている。

　全身で喜びを示した。試合後、サポーターが声援を送ったスタンド前のピッチで自撮りを行った長谷川。「パリオリンピック決まりましたー！　みなさん、応援ありがとうございま～す　イェー！」と絶叫した。すぐに自分はフレームアウトする形で、画面は拍手や声援を送り続けるサポーターをフォーカス。最後、再びフレームインした長谷川は右手でガッツポーズを作った。

　JFAなでしこジャパン公式X（旧ツイッター）は「みんなでパリオリンピックへ　『パリオリンピック2024』の出場権を獲得した長谷川唯から、ファンの皆さんへ喜びのメッセージ」とつづって動画を公開。これにはファンからさまざまな反響が寄せられた。

「輝いてる」
「さすが長谷川唯さん」
「唯選手の画像に映ってる　やったー」
「はじめて観にきた人も多いなかちょっとした心配りが素敵でした」
「オクトの綺麗なフレームアウト」
「感動的な瞬間」
「日本の誇り！ありがとう！」
「声高いな」
「可愛いがすぎる」

　なでしこジャパンは第1戦の4-3-3から3-4-3にシステムを変更し、守備的MF（ボランチ）で先発フル出場した長谷川。攻撃では効果的なパスを前線に供給し、守備でもセカンドボールを積極的に回収するなどチームを支えた。サポーターの後押しを常に感謝する背番号14。パリでもさらなる輝きが見られそうだ。