262位シャラポワ、“実績枠”で全英出場も? 大会側示唆「実績残した選手は考慮」
禁止薬物使用によって15か月の公式戦出場停止処分を受けたマリア・シャラポワ(ロシア)は物議をかもす中で戦線復帰を果たしたが、6月のウィンブルドン選手権への出場可否については開幕直前のタイミングまで議論されることになりそうだ。英紙「ガーディアン」が伝えている。
出場停止処分から戦線復帰も批判やまず、全英は6月20日の会議で出場可否決定か
禁止薬物使用によって15か月の公式戦出場停止処分を受けたマリア・シャラポワ(ロシア)は物議をかもす中で戦線復帰を果たしたが、6月のウィンブルドン選手権への出場可否については開幕直前のタイミングまで議論されることになりそうだ。英紙「ガーディアン」が伝えている。
シャラポワは自身をスポンサードしている縁もあって、ドイツ・シュツットガルトで開催された女子テニスツアー「ポルシェ・グランプリ」にワイルドカード(主催者推薦)で出場し、ベスト4に進出。しかし、出場停止期間が長かったこともあり、世界ランキングはかつての1位から262位まで転落した。
今後、シャラポワが戦う大会の成績次第で状況は変化するが、現状ではポルシェ・グランプリと同様、ウィンブルドンでもワイルドカードでの出場が現実的。しかし、選手側からは今回の特例に関しては猛反発も起きており、ウィンブルドン側も“様子見”の状況となっている。
この状況からウィンブルドン側は大会直前の6月20日に行われる会議で最終的な出場可否を決めると見られており、オールイングランド・クラブの会長であるフィリップ・ブルック氏は、以下のように答えたという。