大谷翔平と対戦の敵投手「彼のパワーは脅威だ」 マウンドで察した強打者の狙い「何となく…」
米大リーグのドジャースに移籍した大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で出場し、5回の第3打席で新天地1号を放つなど3打数1安打2打点だった。初回の対戦で三振を奪った投手が「彼のパワーは脅威」と、対戦を振り返っている。
大谷翔平、ドジャース初打席は三振
米大リーグのドジャースに移籍した大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で出場し、5回の第3打席で新天地1号を放つなど3打数1安打2打点だった。初回の対戦で三振を奪った投手が「彼のパワーは脅威」と、対戦を振り返っている。
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大谷は初回1死無走者の場面、左腕のギャレット・クロシェット投手と対戦。初球ボールに続いて空振り、ファウルで1ボール2ストライクと追い込まれ、4球目は外角低めの投球を見逃して三振に倒れた。3回無死一、三塁の第2打席は初球を打って二ゴロ併殺に倒れ、第3打席で左越え2ランを放つと試合から退いた。
大谷から三振を奪ったクロシェットの言葉を、米イリノイ州の地元放送局「NBCスポーツ・シカゴ」が伝えている。「彼は大振りした。観客の声も大きかったから、お互いに良かったと思う。いい投球ができた」と、注目を集める選手を仕留め満足げだ。
ただ、リスペクトは忘れずこうも続けている。「彼はいい選手だよ。いい球を投げないとね」。2021年にはホワイトソックスで54試合にリリーフ、昨季も13試合に投げており、大谷との対戦は初めてではない。
「過去に何度か対戦しているので、彼が何を狙っているか何となく分かる。彼のパワーは(投手にとって)脅威だから、自分が先に有利な状況に持っていこうと努力したよ」と、早くに追い込んだ作戦勝ちと言いたげだった。
(THE ANSWER編集部)