ホワイトソックスのオープン戦で移籍後初出場

　ドジャースの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、米アリゾナ州グレンデールで行われるホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。第3打席で左翼席へ2ランをかっ飛ばした。新天地初戦での驚きのアーチに地元放送局も興奮。実況者は「ショウヘイ・オオタニが観客を跳び上がらせた！　2ランホームラン！　これが彼らの待っていたものだ！」と伝えた。

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　右肘手術の心配を払拭した。3点を追う5回2死二塁、相手右腕レオンの内寄り速球を逆方向へ。やや詰まったようにも見えたが、高々と上がった打球はそのまま左翼フェンスを越えてしまった。どよめく球場。大谷は笑顔で生還すると、観客はスタンディングオベーションで迎えた。

　カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況を務めるティム・ネバレット氏は「レフトに高々と上がった！　大きい！　伸びるぞ！　このボールは……ゴーーーン！」と驚きとともに叫び声をあげた。「ドジャースでのデビューで！　ショウヘイ・オオタニが彼ら（観客）を跳び上がらせた！　2ランホームラン！　これが彼らの待っていたものだ！」と声のトーンを上げて伝えた。