データで凄さ増すイチローの「五つ星」美技 43歳を超越した驚異の数字とは
米大リーグで3日(日本時間4日)に行われた敵地レイズ戦で華麗なファインプレーで試合を締め、称賛を浴びているマーリンズのイチロー外野手。一塁後方の浅いフライに追いついたスーパープレーを、MLBのデータ解析プログラム「スタッツキャスト」が徹底解析。43歳という年齢を超越した韋駄天ぶりが浮き彫りになっている。
データで解析…秒速8.7mで33m激走、捕球率21%の好捕にファン感嘆の声
米大リーグで3日(日本時間4日)に行われた敵地レイズ戦で華麗なファインプレーで試合を締め、称賛を浴びているマーリンズのイチロー外野手。一塁後方の浅いフライに追いついたスーパープレーを、MLBのデータ解析プログラム「スタッツキャスト」が徹底解析。43歳という年齢を超越した韋駄天ぶりが浮き彫りになっている。
マーリンズが4点リードしていた9回2死一塁で背番号51の見せ場がやってきた。相手打者が一塁後方に打ち上げたフライに快足を飛ばしてスライディング。地面に落ちる間一髪のタイミングで捕球し、華麗なファインプレーを決めた。
「スタットキャスト」ではイチローの美技を解析。キャッチまでに要した時間は5秒3。イチローは守備位置から落下点まで一度もボールから視線を外さず、約33メートルの距離を一気に駆け抜けた。
捕球率は21%の高難易であったと算出し、ファインプレー指数で満点の五つ星を与えている。
「スタットキャスト」が公式ツイッターでこのプレー動画を五つ星評価とともに紹介すると、ファンからは感嘆の声が漏れた。
「史上最高の選手はいまだに足とグラブでヒットを盗み取る。43歳であっても、だ」
「ワオ、この年長者はいまだにもってるよ」
「そうだ、50歳までイケるだろうね」