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バスケ日本が「万里の長城越えた」 韓国紙が注目した終盤の技量、河村勇輝が「中国守備を突破」

男子バスケットボールの「FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1」第2戦が25日、東京・有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同29位の中国に76-73で勝利し、開幕2連勝を飾った。FIBAの公式サイトが、1936年のベルリン五輪以来“88年ぶり”の歴史的勝利と伝えたこの試合には韓国メディアも注目。「馬場雄大と河村勇輝が万里の長城を越えた」と快挙を称えている。

12得点、4リバウンドの活躍をみせた河村勇輝【写真:(C)FIBA】
12得点、4リバウンドの活躍をみせた河村勇輝【写真:(C)FIBA】

アジアカップ予選、日本は中国を76-73で撃破

 男子バスケットボールの「FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1」第2戦が25日、東京・有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同29位の中国に76-73で勝利し、開幕2連勝を飾った。FIBAの公式サイトが、1936年のベルリン五輪以来“88年ぶり”の歴史的勝利と伝えたこの試合には韓国メディアも注目。「馬場雄大と河村勇輝が万里の長城を越えた」と快挙を称えている。

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 FIBAによれば、日本がアジア大会以上のレベルにある国際大会で中国に勝利したのは1936年のベルリン五輪が最後なのだという。ただ韓国メディア「MKスポーツ」は、それ以外の国際試合を含めた日本の中国戦勝利を「2017年以来、なんと7年ぶりだ。7年前は東アジア選手権大会だった」と伝えている。日本は2017年6月に行われた東アジア選手権の3位決定戦に、76-58で勝利している。

 ただ「今回の勝利は、長い間中国だけは越えられなかった日本が、純粋なアジア1強にのし上がったのと同じだ」と、歴史的な勝利と見ていることは変わらない。さらに「馬場雄大と河村勇輝が万里の長城を越えた」として、24得点、4リバウンドの馬場と、12得点、4リバウンドの河村の貢献を称えた。

 日本は「序盤、一時は3-12と押し込まれるなど中国の高さに苦戦した」と評されるようにスロースタートだった。ただその後は「温度差が大きかった第1クォーターの後、第2クォーターからは接戦の連続だった」と伝えている。試合は第1クオーターから19-20、19-18、17-13、21-22という僅差で進んだ。

 そして「日本がスピードと3点シュートを前に押し立て、中国は高さで対抗した」とし、身長196センチの馬場と、191センチのフー・ミンシャンの「得点競争がまぶしかった」と驚きを伝えた。

 さらに「日本が勝機をつかんだのは第4クオーター中盤だった。試合を通じて技量を発揮できなかった河村が、連続3ポイントシュートを決めるなど66-59と点差を広げた。中国の守備の突破に成功するなど流れを掌握した」と、試合終盤に流れを引きこんだ日本の戦いぶりを称賛している。

(THE ANSWER編集部)


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