世界卓球で「人間じゃない」と衝撃のラリーが話題 30本近い打ち合いに英語実況も仰天「What!?」
韓国・釜山で開催中の世界卓球団体戦。24日は女子決勝で日本と中国が激闘を繰り広げた。その数時間前に行われた男子準決勝・中国―韓国戦では衝撃のラリーが生まれた。ワールド・テーブルテニス(WTT)が実際の映像を公開すると、海外ファンから「現実とは思えない」「ラリー・オブ・ザ・イヤー」などと驚きの声が上がっていた。
世界卓球
韓国・釜山で開催中の世界卓球団体戦。24日は女子決勝で日本と中国が激闘を繰り広げた。その数時間前に行われた男子準決勝・中国―韓国戦では衝撃のラリーが生まれた。ワールド・テーブルテニス(WTT)が実際の映像を公開すると、海外ファンから「現実とは思えない」「ラリー・オブ・ザ・イヤー」などと驚きの声が上がっていた。
国際映像の英語実況も思わず「What!?」と仰天の声を上げた。2-2の大接戦で迎えた第5試合、王楚欽が2ゲームを先取して迎えた第3ゲームだった。王楚欽のフォアハンドをイム・ジョンフンが必死に返す。後ろに距離を取り、声を上げながらも何とかラリーを続けた。スマッシュにも反応し続け、左右に大きく揺さぶられたが這いつくばるようにボールに食らいついた。
何故返せるのかわからないようなボールも返したイム・ジョンフンに、開催国・韓国のファンは騒然。計30本近く打ちあった末に、最後は王楚欽がポイントを取った。WTT公式X(旧ツイッター)は「王楚欽とイム・ジョンフンはここまで奮闘する必要はなかったが、大会9日目のベストポイントに!」と驚きとともに動画を公開した。
WTT公式YouTubeチャンネルでもこの試合は公開されたが、「球はどこにあるんだ?」「史上最高のラリー」「ラリー・オブ・ザ・イヤー」「現実とは思えない」「とんでもないラリー!両選手に賛辞を」「韓国にとっては大事な瞬間だったけれど、中国おめでとう」などと海外ファンからコメントが集まっていた。
X上の日本ファンも「最近の卓球界は人間をやめる人が続出ですか?」「2人とも人間じゃないわ」「間違いなく世界最高ラリーの一つ」などと驚きの声を上げていた。この試合は韓国が先に2勝を挙げる波乱の展開だったが、最後は10連覇中の中国が3-2で辛勝。今日の決勝でフランスと優勝を懸けて対戦する。
(THE ANSWER編集部)