松井裕樹の“魔球”は「ずるかった」 あっけなく三振のドジャース主力が脱帽「かなり優秀だ」
米大リーグのオープン戦が22日(日本時間23日)にスタートし、パドレス入りした松井裕樹投手がドジャース戦でさっそく登板。1回を3者連続三振に抑える衝撃的なデビューを飾った。対戦したドジャースのギャビン・ラックス内野手は「ずるかった」と、松井が見せつけた魔球の威力に驚いた様子だ。
松井裕樹に空振り三振を奪われたラックスの“敗戦の弁”
米大リーグのオープン戦が22日(日本時間23日)にスタートし、パドレス入りした松井裕樹投手がドジャース戦でさっそく登板。1回を3者連続三振に抑える衝撃的なデビューを飾った。対戦したドジャースのギャビン・ラックス内野手は「ずるかった」と、松井が見せつけた魔球の威力に驚いた様子だ。
3月20日に韓国・ソウルで開幕戦を戦うドジャースとの対戦で、さっそく真価を発揮した。初回からドジャースが8点を奪う乱戦となり、松井は3回から5番手で登板。今季遊撃のレギュラーを占めると見られているギャビン・ラックスと対戦すると、カウント1-2から縦に鋭く落ちる変化球を振らせ、三振を奪った。
真ん中低めに落ちていくボールに対し、ラックスはなす術もなく腰砕けのスイングを見せている。さらに試合中継の中でインタビューに応じ、松井について「本当に素晴らしいスプリットを投げてきた。速球も伸びてきて、ずるかった。私が見たところ、彼もかなり優秀だ」とすっかり脱帽の様子だ。
松井はクリス・オーイングス、アンディ・パヘスからも空振り三振を奪い、この回限りで退いた。
ラックスは昨春のキャンプで膝を故障し、シーズンを全休したものの、今季はレギュラー遊撃手として起用されるとみられている26歳。同地区のパドレスとは開幕戦をはじめ数多くの対戦が待っている。威力あふれる“魔球”に、今度はどう対応していくだろうか。
(THE ANSWER編集部)