世界卓球で敗退した60歳女子の“悔し涙”に海外感動「リスペクト」 日本人も「強かった」と称賛
世界卓球団体戦(韓国・釜山)が連日熱戦が繰り広げられる中、ルクセンブルク女子の60歳・倪夏蓮(ニー・シャーリエン)が流した涙が感動を呼んでいる。21日の決勝トーナメント1回戦でポルトガルに敗戦。エースとして引っ張ってきたが、大会を去ることになった。ワールドテーブルテニス(WTT)が涙に暮れる動画を公開すると、海外ファンから「リスペクト」と反響が集まった。
世界卓球団体戦
世界卓球団体戦(韓国・釜山)が連日熱戦が繰り広げられる中、ルクセンブルク女子の60歳・倪夏蓮(ニー・シャーリエン)が流した涙が感動を呼んでいる。21日の決勝トーナメント1回戦でポルトガルに敗戦。エースとして引っ張ってきたが、大会を去ることになった。ワールドテーブルテニス(WTT)が涙に暮れる動画を公開すると、海外ファンから「リスペクト」と反響が集まった。
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悔しさの詰まった涙だろうか。瞳を潤ませた倪夏蓮。仲間のために懸命にラケットを振ったが、チームは0-3で敗れた。エースとして娘ほど年の離れた選手たちと奮闘。涙を流すチームメートの肩を抱き、自らも一緒になって泣いた。
動画を公開したWTT公式X。パリ五輪出場権獲得はならなかったが、海外ファンからは「リスペクト」「あなたが一番。泣かないで」と感動した様子のコメントが寄せられた。
中国生まれの倪夏蓮は、同国代表として世界卓球では1983年東京大会に初出場。89年にドイツへ、翌年にルクセンブルクへ渡った。2000年シドニーで五輪初出場。58歳で5度目の出場となった2021年東京五輪では、卓球選手として史上最年長出場となった。今大会グループリーグの日本戦では、15歳の張本美和と対戦するなど、話題を集めていた。
何歳になっても悔しいと思えることが素晴らしい。プレーぶりにはX上の日本人ファンも「卓球やりたくなった!」「卓球おもろいよね」「強かった」と称賛の声が上がっている。
(THE ANSWER編集部)