“40秒間の名演技” 米マイナー三塁手の「最も忍耐強い隠し球」が話題に
なりふり構わずアウトを取るため、野球で稀に見られることがある「隠し球」。MLBのマイナーリーグで最近披露されたプレーは、なんとも「忍耐強い隠し球」として話題となっている。米「FOXニュース」が報じた。
ブルワーズ1Aの三塁手が話しかけ&足場慣らしの迫真演技、隠し球成立の珍プレー
なりふり構わずアウトを取るため、野球で稀に見られることがある「隠し球」。MLBのマイナーリーグで最近披露されたプレーは、なんとも「忍耐強い隠し球」として話題となっている。米「FOXニュース」が報じた。
「ブルワーズのマイナー選手による、最も忍耐強い隠し球」
この見出しで報じられた記事の主人公となったのは、ブルワーズ1Aにあたるカロライナ・マッドキャッツの三塁手だ。現地時間3日(日本時間4日)の試合で“事件”は起きた。
「ルーカス・エルツェッグは非常に忍耐強い人間に違いない。木曜日の試合でそれを明らかにした。彼は我々が見てきた中で最も長々と時間のかかったトリックプレーをやってのけた」
このように記述されている通り、エルツェッグが繰り出した隠し球は、実に長々としていた。
チームの公式ツイッターが公開した動画によると、三盗を試みた走者のタッチに間に合わず、エルツェッグはグラブにボールを入れたまま、すぐに投手に返球するフリをした。この瞬間、塁上の走者は屈んでスライディングしたズボンの裾を直しており、目線は足元にあった。
“第一関門”をクリアしたエルツェッグだったが、アクシデントが起こる。