Vリーグ東京GB、最終S正念場の「35-33」超熱戦で競り勝てた理由 柳田将洋「1点に対する執着心ですかね」
バレーボールのVリーグ1部男子が18日、東京・代々木第2体育館などで行われ、7位の東京グレートベアーズ(GB)が10位のVC長野トライデンツに3-1(23-25、25-20、25-23、35-33)で競り勝った。東京はホーム連勝で今季11勝目(17敗)。逆転での初のファイナルステージ(6位以内)進出へ望みを残した。
VC長野トライデンツ相手にホーム連勝でファイナルステージ進出に望み
バレーボールのVリーグ1部男子が18日、東京・代々木第2体育館などで行われ、7位の東京グレートベアーズ(GB)が10位のVC長野トライデンツに3-1(23-25、25-20、25-23、35-33)で競り勝った。東京はホーム連勝で今季11勝目(17敗)。逆転での初のファイナルステージ(6位以内)進出へ望みを残した。
相手の粘りに第1セット(S)を落とした東京GBだったが、第2S以降は地力の差を見せつけた。第2Sは、23-23からエース柳田将洋の2本連続サービスエースで奪取。サイドアウトの繰り返しでもつれた第4Sは、内定選手の後藤陸翔(近大)の活躍で勝ち切った。
柳田は「1点に対する執着心ですかね」と競り勝てた理由を説明した。「タフな試合だったけれど、ファイナルにつなげられたかなと」と逆転での6位以内を意識。この日、1時間早く試合があった6位の東レが勝利していただけに「絶対に負けられない試合だった」と振り返った。
第4S、激しい点の奪い合いに会場はヒートアップした。観客は前日を超える2749人。2時間30分近い試合を終えたカスパー・ヴオリネン監督は「ショーのような試合で、スタンドのファンは楽しんだはず」と強がった。しかし、負ければファイナルが遠のく試合。「必ず勝たなければいけなかった」と本音も口にした。
レギュラーラウンドの残りは、東レとの直接対決2試合を含め8試合。「チームは成長しているし、まだ成長できる」とヴオリネン監督。「先を見るのではなく、次の試合、次のボールに集中してやっていく」とファイナルステージ進出に向けて話していた。(荻島 弘一)
(THE ANSWER編集部)