世界卓球団体戦

　世界卓球団体戦（韓国・釜山）は17日、女子グループリーグ第2戦で日本はイランと対戦。第2試合で世界ランク18位のパリ五輪代表・平野美宇が同709位のアシュタリに3-2で逆転勝ちしたが、再三マッチポイントを握られるなど、フルゲームで大苦戦した。

　今大会初出場の伊藤美誠がストレート勝ちでバトンを託された平野。しかし、23歳のアシュタリに大苦戦した。精度の高いブロックやプッシュに翻弄され、いきなり6-11、9-11と連取される。第3ゲームは11-6で取ったものの、第4ゲームはデュースに持ち込まれ、先にマッチポイントも握られた。ここから底力を発揮し、13-11と逆転。最終ゲームも再びマッチポイントを握られながら、13-11で辛くも勝ち切った。

　しかし、高い集中力で平野を追い込んだアシュタリに日本の卓球ファンも驚いた。

「イランのアシュタリ鬼やりづらそうやったわ」
「アシュタリ知らなかったけどめっちゃ上手い　粒高のプッシュもブロックも上手いしフォアも綺麗」
「世界ランク的には700位台にしてもイランのアシュタリ選手、裏粒にしては相当上手いだろ」
「アシュタリ初めて見たけど、粒高の使い方上手すぎ　絶対700位台にいちゃいけない人」
「イラン女子にこんな厄介な選手いたんだ」
「平野耐えた、アシュタリ選手強かった」
「とても世界ランク709位とは思えなかった」

　X上には、実績で大きく上回る平野を大金星寸前まで苦しめた対戦相手を称える声が続出していた。