揺れる韓国サッカー界の加速的衰退を予想 中国専門家「東アジアの光は、やはり日本を見るべき」
韓国サッカー衰退を予測する理由は「今後はサッカーをする子どもがあまりいなくなるだろう」
黄健翔氏はその理由について、韓国の低下する出生率、教育環境も一因にあると言及。チーム競技より個人的技能に親が力を注ぐと見られていると伝え「今後はサッカーをする子どももあまりいなくなるだろう」と分析した。
さらに団結、協調、粘り強さといった韓国の長所については「2000年以降に生まれた世代、イ・ガンインのように海外で育った世代がもたらす文化的な多様性や緩さによって、次第に変化し、力は弱まる」と推測。「だから今回のアジアカップは、あるいは彼らの発展の歴史の中で一つの分水嶺になって、これ以降、前進の力がそがれていくのではないかと私は思っている。つまり、後退が始まるということだ」と韓国サッカーの衰退を予測していた。
同氏は「もちろん、彼らはアジアで一流であり続けるし、W杯にも出場して、長く力を維持するだろうが、欧州のサッカーに追いつき、脅威を与える力は衰えていくのではないかと思うのだ」とも言及。ソン・フンミン、イ・ガンインら海外で活躍する選手こそいるが「韓国サッカーの旗手はすでに韓国国内で育ってはいない。韓国の地元のサッカー環境にはかなり多くの問題があるということだ。東アジアのサッカーの光と言えば、やはり日本を見るべきだ」と指摘していた。
(THE ANSWER編集部)