武藤嘉紀、敵2人翻弄の美弾 英紙は初先発決断の監督評価「選択正しかったこと証明」
海外サッカーのイングランド1部プレミアリーグ、ニューカッスルの日本代表FW武藤嘉紀が7日、マンチェスター・ユナイテッド戦でプレミア初ゴールを記録した。相手ディフェンス2人に囲まれながら粘って奪ったゴラッソ。英メディアはリーグ戦初先発させたベニテス監督に対し、「選択が正しかったことを証明した」と決断を称えている。
ベニテス監督のリーグ戦初先発起用にプレミア初ゴールで応える
海外サッカーのイングランド1部プレミアリーグ、ニューカッスルの日本代表FW武藤嘉紀が7日、マンチェスター・ユナイテッド戦でプレミア初ゴールを記録した。相手ディフェンス2人に囲まれながら粘って奪ったゴラッソ。英メディアはリーグ戦初先発させたベニテス監督に対し、「選択が正しかったことを証明した」と決断を称えている。
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指揮官の期待に応えるように、武藤が大暴れだ。リーグ戦に初先発した背番号13。見せ場は1-0とリードした前半10分にいきなりやってきた。
右サイドからのクロスを味方がニアで競り合り、その後方で足元にボールを収めた武藤。エリア内、すぐさま目の前の相手マーカー2人がチェックに来る。しかし、ここからだ。ゴールに背を向けたまま右サイドに行くと見せかけ、細かいフェイントで鋭く切り返し、左サイドへ。一瞬のキレで振り切ると反転し、コースを作って左足を一閃。ゴールネットを揺らした。
今季苦境を強いられている敵将モウリーニョ監督は「何をやっているんだ」と言わんばかりに怒った表情。プレミア初ゴールを決め、喜びを爆発させた武藤とともにベニテス監督もこの時ばかりは大満足だったことだろう。
結局、試合は逆転負けを喫し、英地元紙「イブニング・クロニクル」は「見事な1時間の後に失速、ニューカッスルの典型的な試合。学ぶべき5つのこと」と題し、試合を総括。その1つ目に武藤を取り上げている。