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女子バスケ残り40秒の極限プレー 五輪繋がったギリギリの場面を本人表現「あそこはひょいって」

11日までハンガリー・ショプロンで行われた女子バスケットボールのパリ五輪世界最終予選で、3大会連続の五輪出場を決めた女子日本代表が13日に帰国し、記者会見を行った。カナダとの最終戦の最終クォーター(Q)残り39.7秒、ショットクロック寸前で決まったビッグプレーが話題となったが、得点した山本麻衣は独特の表現で振り返り、会場を笑いで包んだ。

カナダ戦に出場した日本の山本麻衣【写真:(C)FIBA】
カナダ戦に出場した日本の山本麻衣【写真:(C)FIBA】

MVPに輝いた山本麻衣が会見で明かす

 11日までハンガリー・ショプロンで行われた女子バスケットボールのパリ五輪世界最終予選で、3大会連続の五輪出場を決めた女子日本代表が13日に帰国し、記者会見を行った。カナダとの最終戦の最終クォーター(Q)残り39.7秒、ショットクロック寸前で決まったビッグプレーが話題となったが、得点した山本麻衣は独特の表現で振り返り、会場を笑いで包んだ。


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 日本を歓喜させた山本のプレー。83-80と3点リードの第4Q、残り1分4秒から宮崎早織が時間を使い、ゴール下に切り込んで外にパスしたが、中途半端なところに出てしまった。ここに素早く反応した山本が相手より一足先にボールを掴むと、体勢を崩しながらもシュート。ショットクロック音が鳴り響く中でリングを射抜き、5点リードに。残り39.7秒で大きな得点だった。

 日本バスケットボール協会の公式YouTubeチャンネルでも公開された会見。山本はこの場面について「最後、24秒使って1本シュートを打つっていう場面だったんですけど、宮崎選手もアタックできていたので、ゴール下までは絶対行ってくれると思ってて、そのあとは(馬瓜)エブリン選手か宮崎選手のシュートで終わるところを、自分もしっかり最後まで顔をのぞかせて、合わせていたのでルーズボールにもしっかり反応することができたんじゃないかと思います」と振り返った。

 続けて「シュートのところは、相手が大きいのがしっかり見えていたので、あそこは“ひょい”ってやって」と左手で軽くスナップを利かせるようなお茶目な仕草も交えながら笑った。極限のシーンだったが、愉快な表現に選手も報道陣も笑いで包まれた。「コントロールできたのか、まぐれだったのか分からないですけど、気持ちがつながって入ったのですごくうれしかったです」と最後まで笑顔で話した。山本はハンガリー会場のMVPに選ばれ、宮崎とともに同会場のオールスター5にも選出されている。

(THE ANSWER編集部)



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