アジアカップで幻に終わった日韓戦 三笘薫じゃなく「ソン・フンミンが笑った」韓国メディア称賛
サッカーの英プレミアリーグでは10日(日本時間11日)、日本代表MF三笘薫の所属するブライトンがトッテナムと戦い、1-2で敗れた。対戦したトッテナムでは、アジアカップで韓国の主将として活躍したMFソン・フンミンが在籍。試合後には2人が熱い抱擁を交わす場面もあり、韓国メディアは「ミニ日韓戦」として注目している。
アジア杯で実現しなかった日韓戦…英プレミアリーグで主力が激突
サッカーの英プレミアリーグでは10日(日本時間11日)、日本代表MF三笘薫の所属するブライトンがトッテナムと戦い、1-2で敗れた。対戦したトッテナムでは、アジアカップで韓国の主将として活躍したMFソン・フンミンが在籍。試合後には2人が熱い抱擁を交わす場面もあり、韓国メディアは「ミニ日韓戦」として注目している。
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アジアカップ決勝の裏で行われた試合を、韓国紙「イルガンスポーツ」が伝えている。この試合、三笘がスタメンでフル出場したのに対し、ソン・フンミンは1-1に追いついた直後の後半17分から出場。そして後半アディショナルタイムに挙げた決勝点には、ソン・フンミンが「大きく一役買った」のだという。
6分になろうとするところでトッテナムがカウンターの好機を作り、ソン・フンミンはペナルティエリア左側から、反対側に低く強いクロスを送った。これをゴール前に詰めていたMFブレナン・ジョンソンが押し込んだ。試合はそのままトッテナムの勝利で終わり、これが決勝アシストになった。
記事はこれを「ソン・フンミンと三笘薫の“ミニ日韓戦”はソン・フンミンの勝利で終わった」「三笘も活発な動きを見せたが、試合終了直前にアシストを記録したソン・フンミンが笑うことになった」とし、試合終了後には両者が熱い抱擁を交わして健闘をたたえ合ったことも伝えている。
記事はソン・フンミンのアジアカップでの奮闘について「サウジアラビアとの決勝トーナメント初戦、豪州との準々決勝で120分の血闘を行うなど強行軍を消化した。何よりサウジアラビア戦からは3日連続で試合が進み、体力的に負担が大きかった」と紹介。
一方で「しかしトッテナムに復帰すると、すぐに勝敗を左右するアシストを記録し、再び飛ぶ準備を整えた」と賛辞を贈っている。アジアカップでは日本代表が8強、韓国代表が4強で脱落し、ついに日韓戦は実現しなかった。2人の対決は今後も注目を集めそうだ。
(THE ANSWER編集部)