「こんな事件が起きたのは40年前だ!」 17歳平野美宇、国際連盟が特集した偉業とは?
アジア選手権で中国勢3人撃破…1977年世界選手権バーミンガム大会以来の「事件」
平野はアジア選手権の準々決勝でリオデジャネイロ五輪金メダリストの世界ランク1位・丁寧、準決勝では前回大会覇者の同2位・朱雨玲、決勝では同5位・陳夢を撃破した。
これは、実に40年ぶりの偉業だったという。
「こんな事件が大きな国際大会やトーナメントで最後に起きたのはいつだったのか? 欧州卓球組合のリチャード・スクルートンとの議論の結果、答えはバーミンガムで行われた1977年世界選手権だった。40年前だ!」
卓球大国の中国のトップランカーが1大会で中国人以外の選手に3人なで斬りにされたのは40年前のことだったといい、77年の世界選手権で北朝鮮のパク・スンヨンが快進撃を演じたことを紹介。改めて、平野が果たした偉業を振り返っている。
29日開幕の世界選手権(デュッセルドルフ)では日本女子で唯一、優勝候補としてITTFの特集動画で紹介された平野。圧倒的アウェーの無錫に衝撃を与えた快進撃をドイツの地で再現できるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer