大谷を2018年のスプリングトレーニングから見てきた元同僚ウォルシュ

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、いよいよ9日（日本時間10日）に新シーズンに向けたスプリングトレーニングをスタートさせる。新天地での期待が高まる中、元同僚は専門番組に出演し、「体を見てみろ」と近年の大谷の肉体の変化について証言。「彼は1セントでも多く受け取るに値する」と“努力の結晶”であることを訴えている。

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　米衛星ラジオ「シリウスXM」のMLB専門番組「MLBネットワーク・ラジオ」に出演したのは、昨季まで大谷とともにエンゼルスでプレーしていたジャレッド・ウォルシュ内野手。同番組のX（旧ツイッター）では番組内の発言を紹介。ウォルシュは「2019年までは一緒にプレーしてなかったけど、ショウに会ったのは2018年のスプリングトレーニングだった」と出会ってからの大谷について語った。

　その中で強調したのは大谷の肉体。「2019、20、21年にかけての彼の体を見てみろ。栄養やウェイトトレーニングの強度を上げたことが分かる」と示した上で「彼は1セントでも多く受け取るに値すると思う。私の周りにいた人の中で最も努力家の一人だし、素晴らしいチームメイトだ」と“努力の結晶”であることを訴えた。

　2021年から大谷とともにエンゼルス打線を牽引してきたウォルシュ。「多くの人が言っているけど、彼にとってお金の問題じゃないと思う。契約で繰り延べした金額がそれを表している。彼は世界で最高のスターである中で、とても謙虚だ。彼の成功だけを祈ってるし、ドジャースでの彼を楽しみにしている」とエールを送った。

　ウォルシュは昨年、米メディア「ジ・アスレチック」のインタビューで2年前に神経性の病気を患って悪化させていたことを告白。近年は体調が整わずに欠場も多かった。先月にレンジャーズとマイナー契約を結んだ。