スペイン沈めた女子バスケ日本、3P連発・林咲希を称えるFIBA公式の粋な表現にSNS感銘「文章のセンス!」
パリ五輪出場権をかけた女子バスケットボールの世界最終予選が現地8日、ハンガリーのショプロンなど4か国で開幕。国際バスケットボール連盟(FIBA)世界ランク9位の日本代表は同4位の強豪スペインに86-75で快勝し、五輪出場権獲得に王手をかけた。主将の林咲希(富士通)が20得点6リバウンドの活躍でプレーヤー・オブ・ザ・ゲームに選出。3ポイント(P)シュートを連発した林の動画をFIBA公式Xが粋な表現とともに紹介すると、日本のファンからは「うまいこと言うね」「面白い表現だ」といった声が上がった。
パリ五輪世界最終予選
パリ五輪出場権をかけた女子バスケットボールの世界最終予選が現地8日、ハンガリーのショプロンなど4か国で開幕。国際バスケットボール連盟(FIBA)世界ランク9位の日本代表は同4位の強豪スペインに86-75で快勝し、五輪出場権獲得に王手をかけた。主将の林咲希(富士通)が20得点6リバウンドの活躍でプレーヤー・オブ・ザ・ゲームに選出。3ポイント(P)シュートを連発した林の動画をFIBA公式Xが粋な表現とともに紹介すると、日本のファンからは「うまいこと言うね」「面白い表現だ」といった声が上がった。
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雨のように3Pを立て続けに決めた。前半だけで5本の長距離砲を沈めた林は、この日最多タイの20得点。3P成功率は8本中6本で驚異の75%だった。27分32秒の出場で6リバウンド、1アシストも記録。プレーヤー・オブ・ザ・ゲームに選出される活躍で86-75の快勝に貢献した。
FIBA公式Xは林のハイライト動画を公開。文面には「注意、床が濡れています! 日本のサキ・ハヤシがスペイン戦で雨を降らせ、TCLプレーヤー・オブ・ザ・ゲームを獲得した!」とつづった。英語では3Pを決めることを「to make it rain(雨を降らせる)」と表現することがある。3Pの雨あられで床を濡らしてしまった、という粋な言い回しだ。
日本人ファンからは「rainの意味ってそういうことか。WET FLOORとかうまいこと言うね」「『スリーポイントの雨を降らせた』から『濡れた床にご用心』なんだ。面白い表現だ」「言い回し面白い笑い」「オシャレな言い回し、勉強になりました」「WET FLOOR、良い表現で今後使っていきたい笑」「文章のセンス! 最高!」「洒落が効いてるキャプションだな」と感心するコメントが寄せられた。
FIBAは公式サイトでも「電撃的な日本が雨を降らせてスペインを沈没させる」と題して詳報。「日本は東京五輪の快進撃のときと同じぐらい鮮やかに見えた」「激しいディフェンス、ファストブレイク(速攻)のスペーシング、ボール回し、非常に正確なシューティング。これはどのチームからしても止めるのは難しい」と賛辞を並べた。
今大会は各グループ4チームが参加。総当たりのリーグ戦を行い、上位3チームに五輪出場権が与えられる。次戦は現地9日(日本時間10日午前2時から)に同19位のハンガリーと対戦。勝てば五輪出場が決定する。
(THE ANSWER編集部)