元世界5階級制覇王者が納税額を公開

　ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏（米国）が自身のSNSで驚愕のお金の使い道を明かした。米国一のスポーツイベント、スーパーボウルのスイートルームを約1億6900万円で確保。これを「軽い100万ドルと小銭」と呼んだ別の投稿では、約27億円を納税したことを証明する画像を添え、「引退しててこれなんだから、現役時代に俺がいくら払ってたか想像してみろ」と誇らしげに呼びかけた。

　まさしく桁違いだ。メイウェザー氏は8日（日本時間9日）、自身のインスタグラムを更新。合計113万1000ドル（約1億6900万円）の支払いを示すレシートの画像2枚とともに、こう記した。

「俺はこびへつらったりしないし、何も懇願する必要は全くない。特にスーパーボウルのスイートを手に入れるためになんかはね。時には招待されるのも悪くないが、1つ確実なことは……金を払うやつは言ったことは全部やるってことさ。それゆえ、俺は自分がしたいことをして、招待したいやつを招待するために自分の座席とスイートルームを手に入れた！　ラスベガスで最初のスーパーボウルを経験できるように34人を呼べるなんて俺は恵まれてるな！」

　金持ちを表す「ミリオネア」という単語は「ミリオン（100万）」から来ているが、メイウェザー氏は別の投稿でこの金額を「軽いミリオンと小銭」と表現。はした金に過ぎないことを強調するように、IRS（米国内国歳入庁）に1807万4181ドル（約27億円）納税したことを示す小切手の写真を投稿した。

　メイウェザー氏は「これが俺が払わないといけない税金。引退しててこれなんだから、現役時代に俺がいくら払っていたか想像してみろよ」とつづり、プロボクサーとして戦っていたときはこれ以上の額を納めていたことを示唆した。

　11日（同12日）にラスベガスで開催されるスーパーボウルは、アメフト世界最高峰「NFL」の優勝決定戦。対戦カードがチーフスと49ersに決まった1月28日（同29日）の時点で、米オンラインチケット販売サイト「TickPick」での入場チケット最低価格は8100ドル（約120万円）になっており、「平均的なファンは一生行けないぞ」などと話題になっていた。