アジア杯の裏で「VARマジック」 ゴール取り消し→相手にPKの珍事に海外賛否「台無し」「明白」
日本代表が8強で敗退したサッカーのアジアカップ(杯)カタール大会は、10日に行われるヨルダン―カタールの決勝を残すのみとなった。同じ時期に開催されているアフリカネイションズカップ(AFCON)でも7日(日本時間8日)に準決勝が行われたが、ゴールがVAR介入により取り消され、逆に相手チームにPKが与えられる珍事が発生した。海外ファンからは「VARのマジックだ」「VARがサッカーを台無しにしている」「完全にファウルでペナルティ」などと様々な意見が寄せられている。
アフリカネイションズカップでVARが起こしたまさかの展開とは
日本代表が8強で敗退したサッカーのアジアカップ(杯)カタール大会は、10日に行われるヨルダン―カタールの決勝を残すのみとなった。同じ時期に開催されているアフリカネイションズカップ(AFCON)でも7日(日本時間8日)に準決勝が行われたが、ゴールがVAR介入により取り消され、逆に相手チームにPKが与えられる珍事が発生した。海外ファンからは「VARのマジックだ」「VARがサッカーを台無しにしている」「完全にファウルでペナルティ」などと様々な意見が寄せられている。
まさかの展開だった。ナイジェリアと南アフリカが激突した準決勝。1-0でナイジェリアがリードして迎えた後半40分、自陣のペナルティエリア内でボールを奪ったナイジェリアは一気にカウンターを仕掛けた。怒涛の勢いで敵陣ゴール前まで攻め込むと、最後はFWビクター・オシムヘンがネットを揺らして歓喜。ダメ押しの追加点になったかと思われた。
しかし、ここでVARが介入。ボールを奪った場面の確認が行われ、MFジョー・アリボがペナルティエリア内でファウルを犯していたと判定された。ゴールが取り消しになっただけでなく、一転南アフリカのPKに。これを決められ、後半45分に同点に追いつかれた。歓喜の瞬間から5分。オシムヘンはショックを隠し切れず、思わず頭を抱えた。
試合は1-1の同点のまま延長でも決着がつかず、PK戦へ。ナイジェリアが4-2で勝利し、決勝進出を決めた。終盤に起こった激動の5分間を、米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門インスタグラムが驚きの絵文字とともに紹介。海外ファンからは「なんて試合なんだ」「AFCONは純粋なドラマだ」「AFCONはいつも最後の最後が面白いんだ」「ナンセンスだわ」といった反応が寄せられた。
また、VARについても様々な意見が上がった。「VARマジックだ」「VARがサッカーを台無しにしてる」「VAR退場!!!!!」などと戸惑ったファンから否定的な声が寄せられた一方、「これは明らかなペナルティだし、VARの正しい使い方だったよ」「すべてが明白。完全にファウル、完全にペナルティ、それで何だ??」と一蹴するコメントもあった。
(THE ANSWER編集部)