ポルシェに騒然とするファンとは

　米大リーグのドジャースの大谷翔平投手が同僚の妻に贈ったポルシェがお披露目され、話題を集めている。背番号17を譲ってくれたジョー・ケリー投手の妻・アシュリーさんへ、大谷がお礼に贈呈。今回は南カリフォルニア州・オンタリオのイベントにポルシェで登場したようだ。米記者が動画を公開すると、米ファンは「面白くなるな」と注目していたが、「プレート番号の下2桁が…（笑）」「サンキュー17だって」と反響が広がっている。

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　注目はナンバープレートだった。話題のポルシェに人が群がった駐車場。みんながスマホを構える中、日差しに照らされた白いボディーが輝いた。背番号99のユニホームを着たケリーもいる様子。「ジョー、センキュー」と声を掛ける人もいた。

　動画をXに公開したのは、カリフォルニア州地元放送局「KNBC」のアレックス・バスケス記者。文面で「ドジャースのジョー・ケリーがオンタリオにあるジャック・イン・ザ・ボックスのファンを訪問した」などと紹介した。米ファンからは「これはどんどん面白くなるな」とコメントが寄せられていたが、反響はさらに拡大。「プレート番号の下2桁が17番だ（笑）」と気づいた人もいるようだ。

　一方、日本人ファンも「ポルシェのライセンスナンバー、CA 39 17（サンキュー17）だって　やるぅ」「3917は。サンキュー17なのかな」「ナンバー3917」「みんな写真撮ってる」と驚き。たまたまなのか、贈った大谷の粋な配慮なのか、ケリー夫妻側が決めたのかなどは定かではないが、こだわり溢れる様子に笑撃を受けた声も上がっている。

　ケリーは昨季までドジャースで背番号17を着用。妻のアシュリーさんは大谷の移籍候補にドジャースが入った段階から「背番号譲りますキャンペーン」をSNSで展開していた。すると、大谷加入が実現し、ケリーは背番号を譲って自身は「99」に。大谷はお礼としてアシュリーさんに高級車ポルシェを贈り、話題となっていた。

　今回、ケリーは「ドジャース・ラブ・LA」というコミュニティイベントの一環で、ハンバーガーチェーン店「ジャック・イン・ザ・ボックス」を訪問したようだ。