ロッテはファームユニホームを今季から採用

　プロ野球・ロッテは1月31日、今シーズンから新たにファームユニホームを採用すると発表した。導入は吉井理人監督の発案。異例の取り組みにはある思いが込められている。

　首元と袖に球団理念にある「勝利への挑戦・勝利の熱狂・勝利の結束」を表現したブラック、ホワイト、グレーの3本線「BELIEF LINE」を施し、ホワイトを基調としたデザイン。吉井監督は「マリーンズのユニホームのイメージとして誰もがピンストライプのユニホームを連想すると思います。そのユニホームに重みを出したいと考えていました」と球団を通じてコメントした。

「1軍メンバーに入らないと着られない。選手達にはピンストライプに袖を通すことを目指して2月の春季キャンプから頑張ってほしい。そういう思いから球団に新たなユニホームを提案させていただきました」

　ファームの選手には縦じまのないファームユニホームから、1軍でピンストライプユニホームを着ることを思い描きながら成長していってほしいと願いを込めている。

　ファームのホーム主催試合で着用し、ビジター試合では現行のビジターユニホームを使用することになる。新たなファームユニホームは春季キャンプ2日目の2月2日から1、2軍全選手、監督、コーチが着用し、練習試合・オープン戦等でも1、2軍全選手、監督、コーチが使用する。現行のピンストライプのホームユニホームについては、2024年1軍のシーズン開幕戦となる3月29日の日本ハム戦（ZOZOマリン）から1軍のみで着用する。