松山英樹、米ツアー初のホールインワン直後にとった行動に米メディア衝撃「ボールを回収すると…」
米男子ゴルフツアー(PGA)のファーマーズ・インシュランス・オープンは25日(日本時間26日)、米カリフォルニア州のトリーパインズGCサウスC(7765ヤード)、ノースC(7258ヤード・いずれもパー72)で第2日が行われ、松山英樹(LEXUS)が8番パー3でホールインワンを達成した。これが米ツアーで自身初のエース。米専門メディアは「彼は感傷的なタイプではないようだ」などと表情を伝えるとともに、意外な行動をとったことにも触れている。
ファーマーズ・インシュランス・オープン第2日
米男子ゴルフツアー(PGA)のファーマーズ・インシュランス・オープンは25日(日本時間26日)、米カリフォルニア州のトリーパインズGCサウスC(7765ヤード)、ノースC(7258ヤード・いずれもパー72)で第2日が行われ、松山英樹(LEXUS)が8番パー3でホールインワンを達成した。これが米ツアーで自身初のエース。米専門メディアは「彼は感傷的なタイプではないようだ」などと表情を伝えるとともに、意外な行動をとったことにも触れている。
スーパーショットでも“松山らしさ”は変わらなかった。165ヤードの8番パー3、ティーショットから放たれた松山のボールは弧を描いてピンへ一直線へ向かい、グリーンに着弾。3度ほど跳ねると吸い込まれるようにカップに消えた。打球の行方を見守った松山は、遠くから聞こえるギャラリーの歓声と合わせてホールインワンを確認。早藤将太キャディーとハイタッチすると、同伴の選手たちからも祝福を受け、控えめな笑顔を浮かべていた。
米専門メディア「ゴルフダイジェスト」は「ヒデキ・マツヤマがついにPGAツアー初エースを獲得。何ラウンドかかったか当てられる?」と質問調の見出しで記事を掲載。本文では「ヒデキ・マツヤマほどの選手がホールインワンを達成しても、それほど衝撃ではない。しかし、これがベテランのキャリアの中で初めてだと聞くと、少し驚かされる」と記している。
見出しでの“質問”の答えについては「31歳の過去のマスターズチャンピオンであるマツヤマは、今週トリーパインズで開催されているファーマーズ・インシュランス・オープンで247回目となるPGAツアーに出場している。彼は米国のツアーで8回優勝し、海外でも8回優勝している。彼は同世代の中で最も素晴らしいアイアンプレイヤーの一人である」と戦績を紹介したうえで、こう記した。
「マツヤマがこの初エースを獲得するまでにどれくらいかかったのかをもう少し掘り下げるために、少し調査した。彼がアマチュアだった2011年から2013年にかけての、わずかな出場を含め、15年間のPGAツアーへの参戦で、マツヤマは854ラウンドを戦ってきた。パー3を何回プレーしたか正確に把握するほど深くは調べていないが、1ラウンドあたり4回のショートと推定すると、ホールインワンを達成するチャンスは3416回になる」
同メディアは「しかし驚くべきことに、マツヤマは木曜日に行われたファーマーズの第2ラウンドまでPGAツアーでエースを獲得していなかった」と報じ「ヒデキがミスター・エキサイトメントではないということを考えれば、祝福はハッピーなものではあったが、控えめであった。どうやら彼は感傷的なタイプではないようだ」と松山の様子を紹介。一方で「彼はボールを回収すると、ギャラリーへボールを投げ入れ、誰がボールをキャッチしたのかすら見ていなかった!」と、記念すべきボールギャラリーに“プレゼント”してしまったことも伝えている。
(THE ANSWER編集部)