拠点にしているドマジュリツェで

　昨年8月のブダペスト世界陸上女子やり投げで初優勝の快挙を達成した北口榛花（JAL）が26日、SNSを更新。練習拠点としているチェコのドマジュリツェで表彰を受けたことを明かした。授与されたメダルを手に持つ写真を公開し、「外国人である私を応援することはそう簡単ではないにもかかわらず、味方でいてくれてありがとうございます」と感謝した。

　フォーマルな黒いジャケット姿の北口。屋内で授与されたメダルと賞状のようなものを持って微笑んでいる。自身のX（旧ツイッター）に実際の写真を公開。文面ではドマジュリツェで表彰を受けたことを説明し、「いつも応援してくださっていることに感謝しながらこの気持ちをチェコ語で全て伝えてきれていないもどかしさも感じています」と心の内を記した。

　チェコ人のデービット・セケラックコーチの指導を受けている北口。直接指導を受けるため、チェコに渡った。投稿では「外国人である私を応援することはそう簡単ではないにもかかわらず、味方でいてくれてありがとうございます」とドマジュリツェの支援に感謝した。

　表彰については「なんの賞かは、明確にはわからないけれど、今生きてる人では4人目の賞」と説明。「このメダルは銀だけどこのあとは金だけを集めれることを応援していると町長？市長？が言ってくださってそういったユーモアがあるところが好きなところでもあります」と“地元愛”を明かしていた。