大谷翔平にDMで感謝された宿敵エース 徒労に終わった勧誘の裏側「残念。くよくよ考えるわけには…」
米大リーグ・ジャイアンツのエース右腕が、大谷翔平投手と山本由伸投手を自軍に勧誘するために尽力していたことを地元放送局に明かした。結局2人ともライバル球団のドジャースに入団してしまったものの、対談した山本を「彼は本当にナイスガイだ」と絶賛。大谷にもインスタグラムのDMで援助を申し出たが、徒労に終わったようだ。
ジャイアンツのウェブ投手はドジャースについて「気に食わない」と発言
米大リーグ・ジャイアンツのエース右腕が、大谷翔平投手と山本由伸投手を自軍に勧誘するために尽力していたことを地元放送局に明かした。結局2人ともライバル球団のドジャースに入団してしまったものの、対談した山本を「彼は本当にナイスガイだ」と絶賛。大谷にもインスタグラムのDMで援助を申し出たが、徒労に終わったようだ。
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大谷がドジャース入団を発表する前、インスタグラムで大谷と相互フォローになったと話題になったのが、ジャイアンツの生え抜きエース、ローガン・ウェブ投手だった。米カリフォルニア州地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」は「ウェブはジャイアンツの顔として、オフシーズンのリクルート任務を受け入れる」と題する記事を掲載。FA選手の勧誘に、ウェブが一役買っていたことを伝えた。
記事によると、ウェブは大谷からインスタグラムのフォローバックを受けた後、DMを送信。「2度のア・リーグMVPが抱いているかもしれないサンフランシスコの街や球団についてのどんな質問でも答えると援助を申し出たことを、ウェブは認めた」という。しかし、「オオタニはウェブに返信し、手を差し伸べてくれたことに対して単に感謝した。その後は? 無音状態だ」と質問が来ることはなかったそうだ。
また、山本が本拠地オラクルパークを訪れ、球団幹部らと面談した際にもウェブは同席。「彼は本当にナイスガイだった。最高な、素晴らしい男だった」と25歳の日本人右腕を絶賛した。「彼がドジャースに行ってしまって本当に残念。でも、そのようなことをくよくよ考えているわけにはいかない」。獲得を逃したことを悔やみつつ、前を向いた。
一方、16日(日本時間17日)に米カリフォルニア州地元ラジオ局「KNBR」の番組に出演した際には、「ドジャースが彼らと契約して動揺したよ。はっきりしたことは分からないけれど、彼ら(ドジャース)の何かが気に食わないんだ。説明できないんだよね。(今回の大型補強は)それをより増長させた」と正直な気持ちを吐露。大谷のドジャース入りについても「見たくなかったね。あそこだけは避けてほしかった」と明かしていた。
(THE ANSWER編集部)