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　ボクシングの121ポンド（約54.89キロ）契約8回戦が23日、エディオンアリーナ大阪で行われ、東洋太平洋＆日本スーパーバンタム級7位・那須川天心（帝拳）がルイス・ロブレス（メキシコ）に3回終了TKO勝ちした。3回終了時に棄権を申し出た相手の心が折れた瞬間に、「天心のボディストレートで心折れたように見えた」「相手は心が折れた感じかなあ」とネット上でも注目が集まっていた。

　那須川が終始試合の主導権を握る展開。3回を終え、4回開始のゴングが鳴った瞬間だった。ロブレスが立ち上がってこない。棄権だ。那須川は不完全燃焼の表情。「マジで？終わり？」と困惑気味だった。ロブレスが右足首を負傷し、テーピングが巻かれていたが、展開からしても那須川の完勝と言える試合。ロブレスの心はポッキリ折れていたようで、ボクシング転向後は初のKOとなった。

　決着時の相手の表情を見たX上のファンからは「相手の心を折ったな…」「世界ランカーが心折れる。ある意味（普通に）KOするより凄い」「展開が圧倒的過ぎるし多分心折れたんだろう」「天心のボディストレートで心折れたように見えた」「最後まで観たかったなというのが本音」「相手は心が折れた感じかなあ」「完全に戦意喪失してるやん！」などとコメントが書き込まれていた。

　試合後のリングインタビューで天心は「ダメージはマジでないので、次もすぐにやりたい。格闘家なので、戦うことで行き場を出すしかない。どんどん強い相手、今回は一番軽い体重でやったけれど、バンタム級でやっていけると実感しているので。強い選手はたくさんいると思いますが、しっかりと世界狙っていくので皆さん待っていてください」とバンタム級に参戦宣言していた。