183億円強打者が不名誉な記録 規定打席歴代ワーストの打率「.168」でシーズン終える
米大リーグで歴史に残る記録が生まれた。しかし良い記録ではなく、不名誉な記録だ。オリオールズはシーズンを終了。46勝115敗、勝率.286でア・リーグ東地区で断トツの最下位に沈んだが、低迷を代表をするのが、本塁打王2度のクリス・デービス内野手の不振だ。2016年に7年1億6100万ドル(約183億円)の大型契約を結んだ大砲が、今季は打率.168で終わった。これは規定打席到達者の中で、MLB史上ワーストの数字となってしまった。米ヤフースポーツが伝えている。
2016年に7年183億円の超大型契約を結ぶも…
米大リーグで歴史に残る記録が生まれた。しかし、良いものではなく、不名誉な記録だ。オリオールズはシーズンを終了。46勝115敗、勝率.286でア・リーグ東地区で断トツの最下位に沈んだが、低迷を代表をするのが、本塁打王2度のクリス・デービス内野手の不振だ。2016年に7年1億6100万ドル(約183億円)の大型契約を結んだ大砲が、今季は打率.168で終わった。これは規定打席到達者の中で、MLB史上ワーストの数字となった。米ヤフースポーツが伝えている。
「オリオールズの1億6100万ドル男は、MLB史上ワーストとなる打率でシーズン終了」
こう伝えているのは米ヤフースポーツだった。記事では「オリオールズにとって今季のクリス・デービスから得るものはなにもなかった。かつては強打者として知られ、オリオールズと2016年シーズン前に1億6100万ドルの契約を結んだ彼は、シーズン最後の3試合を欠場した」と辛辣だった。
2013年に53本塁打、15年にも47本塁打で2度本塁打王に輝いたMLB屈指のスラッガー。16年シーズン前に超大型契約を結ぶも、今季は開幕から低迷。まさかの低打率に終わってしまった。
「怪我などではなく、これ以上デービスが苦しむ姿を見ることに意味はないという判断であった。32歳のデービスはシーズン終盤戦を37打数1安打のスランプで終了しただけでなく、規定打席に到達した打者としてはMLB史上最悪の打率でシーズンを終えることになった」