タカマツ、貫録の2週連続Vの裏にある心境の変化「相手が誰でもやること変わらない」
世界選手権のメダリストを全組撃破
高橋は「松本、永原ペアが、一番攻撃力が優れていると思っていて、そのペアの攻撃力を防ぐことができたので、ほかのペアとやるときも自信を持ってできた。特に守りから攻める形が良かった」と手ごたえを話した。
後輩の強さを認めて受け入れられれば、挑める相手が増える。「相手が日本の選手だから負けたくないとか、試合に必要のない余計な感情がずっとあったけど、相手が日本人であろうが海外の選手であろうが、やれることは変わらない」と話した松友は、進化にも自信を示した。
「もっとこうなりたい、と持っているイメージの半分もできていない。五輪レースまでに半分くらいの状態を作りたい。これからもたくさん勝ったり負けたりすると思うけど、その中でどうなっていけるか、とても楽しみ」
五輪女王は呪縛を振り払い、東京に向けて進化の歩みを止めずに進み続ける。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)