桃田賢斗が凱旋帰国 男子初世界ランク1位にも謙虚「“圧倒的感”は全くない」
次戦は10月16日開幕のデンマークオープン
世界ランク1位は、目指す存在になるための1つの条件に過ぎない。さらに勝ち続け、1位の座を長くキープしながら、コート内外で人を魅了する存在になる。そのためには、ケガ、プレッシャー、相手のいずれにも勝たなければならない。次戦は、10月16日から始まるデンマークオープンと、翌週に行われるフランスオープンの連戦を予定。デンマークでは、アジア大会と中国オープンで敗れたアンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)と初戦で激突する。
世界ランク1位になった実感を聞かれた桃田は「まだ連敗している相手もいるので」と今季唯一2度敗れている天敵への雪辱に闘志を燃やしていた。ギンティンのように新たな敵も現れる。2年後の東京五輪で金メダルに輝くまで、強敵の包囲網をくぐりながら、世界1位をキープし、レジェンドの域に足を踏み入れる。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)