香港競馬で見られた「仰天シーン」 新・最強馬候補の祝福に集まった人数に反響「なかなか世界でも…」
現地21日に香港シャティン競馬場で国際G1香港スチュワーズカップ(芝1600メートル)が行われ、J・マクドナルド騎手が手綱をとった1番人気のヴォイッジバブル(騙5、P・イウ、父ディープフィールド)が快勝し、G1初優勝を飾った。香港最強馬の後継となりうるスターの誕生に、地元馬主関係者も大盛り上がり。英専門メディアが紹介したレース後の祝福の様子に、海外や日本人ファンから「仰天シーン」「凄い光景」といった驚きの声が上がっている。
国際G1香港スチュワーズカップ
現地21日に香港シャティン競馬場で国際G1香港スチュワーズカップ(芝1600メートル)が行われ、J・マクドナルド騎手が手綱をとった1番人気のヴォイッジバブル(騙5、P・イウ、父ディープフィールド)が快勝し、G1初優勝を飾った。香港最強馬の後継となりうるスターの誕生に、地元馬主関係者も大盛り上がり。英専門メディアが紹介したレース後の祝福の様子に、海外や日本人ファンから「仰天シーン」「凄い光景」といった驚きの声が上がっている。
また1頭、新星が誕生した。好発から3番手の外につけたヴォイッジバブル。最終コーナーを回って直線を向くと、鋭く反応して先に抜け出していたビューティーエターナルをあっさりとらえた。抜けゴールまで脚色は衰えず、勝負根性を発揮して1着でゴール、1分33秒97の勝ちタイム以上に勝負強さを見せつけたレースだった。
レース以上に注目を集めたのは、レース後の口取り。ゴール前で行われた記念撮影には100人近い馬主関係者が集まった。英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」の公式X(旧ツイッター)は「スチュワーズカップで優勝したヴォイッジバブルを祝うために、サンシャイン・アンド・ムーンライト・シンジケートがまるで総出してきたよう」とつづって動画を公開。優勝馬からズームアウトしていってもなかなか関係者の波が途切れないほどで、今回の優勝の喜びと今後への期待の大きさがわかるシーンとなった。
海外ファンからは「ピンウースパーク以来の最大級の集まりだね」「何てすごいんだ」「面白いね…シンジケートにはとってはよかったね。英国の競馬場でフィニッシュラインで優勝写真の撮影が許可されているところはあるの?」「仰天シーン!」「文句なしのトップ!カメラマンが画角の広さ十分なレンズを持っていたことを願う」といった声が。日本人ファンからも「日本競馬も一口馬主全員が口取り式に参加できるようになればこんな光景が…?」「なかなかこの量の口取りは世界でもお目にかかれない」「口取り式の参加者めちゃくちゃおるやん」など、驚きの声が上がっている。
これまで香港のマイル戦線を牽引してきた2着ビューティーエターナルや4着カリフォルニアスパングルを退けたヴォイッジバブル。世界最強マイラーの1頭、ゴールデンシックスティは今回は脚部不安で回避したものの、同馬がG1・10勝目を挙げた昨年12月のG1香港マイルで2着に入った実力を証明した。
(THE ANSWER編集部)