古江彩佳がブリヂストンスポーツ社の新クラブに手応え

　米女子ゴルフのヒルトン・グランドバケーションズ・チャンピオンズが、米フロリダ州レークノナC（6608ヤード、パー72）で行われている。18日の初日に好スタートを切ったのが古江彩佳（富士通）。ブリヂストンスポーツ社の新製品を手に戦っている。

　本格参戦3年目の古江は初日7バーディー、ボギーなしの65で単独首位発進。支えたのがブリヂストンスポーツの新製品だった。同社広報によると、新しいドライバーは「今まで使用していたB3の後継品」とのこと。古江はドライバーについてこうコメントした。

「新しいドライバーは試作品を打った時からかなり進化を感じていたので使用を心待ちにしていた。スピンが少なくなって（2800→2100）ランが出やすくなったので、飛距離も出るし風にも強いと思う。前に使っていたドライバーよりも直進性があるので方向性も良くなった気がする。FWキープも今まで以上にしやすくなる」

　ユーティリティーについては「新しいH5は球の高さと直進性が優れている。構えた感じもターゲットに対してスクエアに構えやすいです。今回のシリーズはドライバーを含めてスターウォーズのような宇宙を連想させるデザインでカッコいい」と絶賛した。

　さらにボールも来週発表の「TOUR B XS」を使用。「私はXSを使ってますが、もともと風に強く、スピン性能が優れているので、どんどんピンを狙って攻めて行けるのがいいところなのですが、今回のNewボールは弾道が強いまま、アプローチでのソフトなフィーリングが進化したのでさらにアグレッシブに攻めて行けますね！」と手応えを口にした。

　新しいものにすぐに合わせられる古江らしさが出る大会となっている。