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「最高の広告犬」 大谷愛犬デコピンの“経済効果”に海外メディア注目「悪さをしたのになぜ…」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手がグラウンド外でも示している絶大な影響力。先日はコナミの野球ゲームのアンバサダーに就任し、愛犬のデコピンがキャラクターのぬいぐるみを、帽子が取れてしまうほど破壊してしまったことも自身のSNSで紹介した。この“事件”はあっという間に全世界に拡散して話題になったが、同時に掲示した“宣伝”は台湾メディアも注目。「最高の広告犬」が生み出す経済効果の大きさに言及している。

大谷翔平と愛犬のデコピン【写真:Getty Images】
大谷翔平と愛犬のデコピン【写真:Getty Images】

台湾メディアが一連の“デコピン事件”に言及

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手がグラウンド外でも示している絶大な影響力。先日はコナミの野球ゲームのアンバサダーに就任し、愛犬のデコピンがキャラクターのぬいぐるみを、帽子が取れてしまうほど破壊してしまったことも自身のSNSで紹介した。この“事件”はあっという間に全世界に拡散して話題になったが、同時に掲示した“宣伝”は台湾メディアも注目。「最高の広告犬」が生み出す経済効果の大きさに言及している。

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 大谷が自身のインスタグラムのストーリー機能を使って伝えた“デコピン事件”。大谷はコナミの野球ゲーム「パワプロ30周年×プロスピ20周年アンバサダー」に就任。しかし、デコピンがキャラクターの「パワプロくん」のぬいぐるみを、帽子が取れてしまうほど破壊してしまい、大谷の投稿でつぶらな瞳のデコピンが帽子の取れたぬいぐるみを前に佇んでいる様子や、中綿が飛び出した無残な姿のぬいぐるみが紹介された。

 どこかほっこりする一連の出来事は日本や米国のファンの間で話題になり、インドメディアでも「愛犬が可愛いイタズラでファンをメロメロにする」といった論調の記事が公開されるなど、瞬く間に世界に発信された。

 こうした現象について、台湾のテレビ局「中華電視公司 (CTS)」のニュース・情報チャンネル「華視新聞」も反応。大谷について「著名なゲームの宣伝大使も務めているのだが、今回は、大谷の愛犬デコピンもまた『広報担当犬』の役割を果たした」とデコピンの存在の大きさをクロースアップしている。

 記事内では大谷が公開したデコピンの“犯行”の様子を紹介したうえで「ファンからは、これも最高のコマーシャルではないか、との声が上がっている」と分析。「オフにも大谷翔平は懸命に稼いでいる。次々とコマーシャルの仕事が舞い込んでいる」と大谷のオフについても触れた一方で「悪いことをしたのに、どうしてこんなにかわいいのか。ゲームメーカーにとって、これは別の種類のいい宣伝になった。メーカーは『次はもっと丈夫なぬいぐるみを作る』と言っているそうだ。このままいくと、デコピンは『ご主人様に代わって』稼ぐようになるかもしれない」とまで推測している。

 同メディアでは、スポーツ関連グッズやイベント・アーティストグッズの制作を手掛ける「スペースエイジ」が、日本未発売の大谷グッズ発売を発表したことにも言及。「今回、日本のスポーツ用品店が許可を取り、大谷の愛犬の柄が入ったTシャツを製造した。スタイルは2種類で、一つはドジャースに寄せたTシャツなのだが、書かれているのはドジャースの文字ではなく『Dekopin』。そこに、デコピンのイラストと背番号が入っている。もう一種類は愛犬のイラスト柄。販売価格は日本円で3980円で、約850新台湾元」と紹介したうえで「スーパースターの魅力はとてつもなく、愛犬までもが大きなブームを巻き起こしている」と締めている。

(THE ANSWER編集部)


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