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ボクシング穴口一輝は意識不明のままと所属ジム報告 対戦相手の堤、ファンも回復祈る

12月に東京・有明アリーナで行われた「バンタム級モンスタートーナメント」決勝10回戦に出場した穴口一輝(真正)の状況について、所属ジムが18日に公式SNSで説明した。試合後に病院へ搬送され、右硬膜下血腫と診断。意識は回復していないが、現在も懸命に治療を続けていると報告。「非常に沢山の方々から励ましのお言葉を頂いておりますこと、この場を借りて御礼もうしあげます」とした。

堤聖也【写真:荒川祐史】
堤聖也【写真:荒川祐史】

所属ジムが報告

 12月に東京・有明アリーナで行われた「バンタム級モンスタートーナメント」決勝10回戦に出場した穴口一輝(真正)の状況について、所属ジムが18日に公式SNSで説明した。試合後に病院へ搬送され、右硬膜下血腫と診断。意識は回復していないが、現在も懸命に治療を続けていると報告。「非常に沢山の方々から励ましのお言葉を頂いておりますこと、この場を借りて御礼もうしあげます」とした。

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 穴口は日本同級王者だった堤聖也(角海老宝石)との試合に0-3の判定負け。4度のダウンを喫しながらも最後まで戦い抜いた。井上尚弥(大橋)の世界スーパーバンタム級4団体統一戦の前座で、激闘を演じた両者に満員の会場からも拍手が送られていた。

 試合から数日後、穴口の容体が公に。戦った堤は10日にXを更新し、「日本王座返上しました。4度の防衛、選択試合は1回だけ まあまあ濃い内容だったと思います。2024年、必ず獲る」と報告。続けて「今はただ穴口選手の無事を心から祈っています」と願いを込めていた。

 真正ジムは今後の経過について、日本ボクシングコミッションを通じて発表するとしているが、多くのファン、関係者も回復を祈っている。

(THE ANSWER編集部)


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