那須川天心の相手ロブレスは好青年 公開練習で感謝の言葉連呼「テンシンの応援が多いのはいい事」
ロブレス陣営の84歳名伯楽が警戒「那須川はエクセレントなボクサー。心配なのは…」
6年前から84歳の名伯楽イグナシオ・“ナチョ”・ベリスタイン・トレーナーに師事。この日は同トレーナーも会見に出席し、「これまで29人の世界王者を育てた。私が死ぬ前に30人目の世界王者を育てたい」と明かした。元世界6階級制覇王者オスカー・デラホーヤなどを指導した名伯楽。現在の教え子で世界王者の有力候補の一人がロブレスだという。
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「ロブレスはテクニックに優れた選手。サウスポー相手でも試合ができる。とにかくテクニシャンだ。全ての日本人ボクサーをとてもリスペクトしたい。(那須川は)エクセレントなボクサー。心配なのは日本人のサウスポーは強い選手が多いということ」
WBAとWBOで世界バンタム級14位のロブレスは身長165センチ、リーチ173センチ。会見後にシャドー、ミット打ち、サンドバッグを軽めに披露した。武器は「テクニックだ。特にディフェンス」と強調。「世界王者になるのが夢。ハードに練習して、ナチョの指導を受けている。真面目に練習して、昼も夜もジムで練習をしていきたい」。すべての質問に応じた会見後、自ら「話したいことがある」とテレビカメラに向かってこう言葉を並べた。
「試合を組んでくださった帝拳ジムの本田明彦会長に感謝しています。日本に来られて感謝したい。ナチョの同行も許可してくれたのが嬉しかった。日本人のファンの方々が喜ぶ試合をしたいです」
その後は笑顔で写真撮影。好青年ぶりを見せていた。
(THE ANSWER編集部)