那須川天心ボクサー3戦目の相手ロブレスが練習公開

　ボクシングの那須川天心（帝拳）は23日、エディオンアリーナ大阪でボクシング転向3戦目として121ポンド（約54.89キロ）契約8回戦に臨み、ルイス・ロブレス（メキシコ）と対戦する。18日は都内の帝拳ジムでロブレスが練習を公開。謙虚な好青年ぶりを見せながら勝利への意気込みなどを語った。戦績は25歳の那須川が2勝、25歳のロブレスが15勝（5KO）2敗1分け。興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。

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　ロブレスは人当たりの良い笑顔を浮かべ、会見に出席した。「体調はとてもいい。非常に嬉しく、幸せを感じています」。9月の那須川のデビュー2戦目の興行では、友人のアルヒ・コルテス（メキシコ）が中谷潤人と対戦。映像を見ながら応援し、日本の大型興行参戦を「夢見た」と刺激になったという。そんな中、那須川にとって初めての世界ランカー戦となる25歳は今回の対戦オファーを受けた。

　その喜びを口にし、日本における那須川の注目度を歓迎する。

「聞いた時は信じられませんでした。日本での試合は夢にも思っていなかった。モチベーションを凄く高く持ちながらトレーニングしてきた。テンシン選手を応援する人がたくさんいるのは大変いいこと。その上でグレートな試合をするために日本に来た。彼はグレートな選手。でも、僕もグレートな選手。グレートな試合ができると思う」

　8歳でボクシングを始めた。「子どもの頃はとても体が細くて、健康、成長のために祖父に連れられて始めた。家族が特に貧しいということではないです」。9歳の時に亀田3兄弟のいとこ・亀田京之介にメキシコで勝利。今回はサウスポー対策で週3日、計60ラウンドのスパーリングを消化した。サウスポーとの対戦経験もあり「経験は十分です。練習の成果をリングで見てもらいたい」と自信を見せる。