大谷翔平の加わったドジャースは「気に食わない」 獲得逃した球団のエースが本心語る「あそこだけは…」
米大リーグのドジャースは今オフ、大谷翔平投手を10年総額7億ドル(約1014億円)、山本由伸投手を12年総額3億2500万ドル(約463億円)という巨額で獲得し、金満補強として眉をひそめる人もいる。古くからライバル関係にあるジャイアンツのエース、ローガン・ウェブ投手も「彼らの何かが気に食わない」と対抗意識をむき出しにしている。
ジャイアンツのウェブ、ドジャースに対抗意識をむき出しに
米大リーグのドジャースは今オフ、大谷翔平投手を10年総額7億ドル(約1014億円)、山本由伸投手を12年総額3億2500万ドル(約463億円)という巨額で獲得し、金満補強として眉をひそめる人もいる。古くからライバル関係にあるジャイアンツのエース、ローガン・ウェブ投手も「彼らの何かが気に食わない」と対抗意識をむき出しにしている。
米カリフォルニア州サンフランシスコの地元ラジオ局「KNBR」で語ったもの。同局が公式X(旧ツイッター)で動画を公開している。
この中で司会は「ドジャースがオオタニとヤマモトと契約した。我々はすでにドジャースのことが嫌いで、彼らは2021年を除いてずっと地区優勝している。今、彼らはオオタニとヤマモトを加えた」と状況を説明。「ローガン・ウェブは怒っているのか、競争心メラメラなのか、不満が溜まっているのか、どんな言葉がふさわしいだろう」と質問を投げかけている。
これにウェブは「ドジャースが彼らと契約して動揺したよ」と第一声。「自分はジャイアンツに2014年に入団してから今年で10年目だ。はっきりしたことは分からないけれど、彼らの何かが気に食わないんだ。説明できないんだよね。(今回の大型補強は)それをより増長させた」と、感情的な言葉を並べている。
更に大谷のドジャース入りについても「見たくなかったね」とキッパリ。ジャイアンツも獲得に乗り出していたこともあり「我々が獲得できたらと思っていた。エンゼルス以外と契約するのであれば、あそこ(ドジャース)だけは避けてほしかった。我々ジャイアンツの選手たちはみんなで連絡を取り合っていたんだ。嬉しくなかったね」とした。
ジャイアンツとドジャースは、両チームがともにニューヨークを本拠地としていた時代から長いライバル関係にある。ウェブは「今はその現実と向き合うしかない。話すばかりじゃなくてね。ただプレーして最善を尽くし、彼らを負かさないとね」と来るシーズンへ向け意欲満々だ。
ウェブは3年連続2桁勝利を挙げており、昨季は11勝13敗、防御率3.25。投球回数216回は両リーグトップだった。大谷との対戦や山本との投げ合いが注目されそうだ。
(THE ANSWER編集部)