ザギトワ、“トリプル世界記録V”を母国絶賛 本人は満足なし「理想的な演技ない」
フィギュアスケートのネーベルホルン杯(ドイツ)は28日、女子フリーで平昌五輪金メダリストのショートプログラム(SP)首位、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が158.50点をマーク。女子世界最高となる合計238.43点を叩き出し、圧倒的な強さで今季初戦を優勝で飾った。母国のロシアメディアは「3つの世界記録とともに優勝」と大々的に報道。本人も「とても良かったと思う」と振り返りながら「理想的な演技というのは一つもない」と語り、満足することなくさらなる成長を誓ったという。
ルール改正後の今季初戦、SP、フリー、合計いずれも世界最高得点で優勝
フィギュアスケートのネーベルホルン杯(ドイツ)は28日、女子フリーで平昌五輪金メダリストのショートプログラム(SP)首位、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が158.50点をマーク。女子世界最高となる合計238.43点を叩き出し、圧倒的な強さで今季初戦を優勝で飾った。母国のロシアメディアは「3つの世界記録とともに優勝」と大々的に報道。本人も「とても良かったと思う」と振り返りながら「理想的な演技というのは一つもない」と語り、満足することなくさらなる成長を誓ったという。
ザギトワが他を寄せ付けない圧巻の演技で今季初優勝を飾った。新プログラム「カルメン」をほぼ完璧に演じ、トップの158.50点をマーク。そして、この数字はSPに続き、ルール改正後に伴って得点がリセットされた今季の世界最高得点となった。SP、フリー、合計と3つで名前を刻み、ロシアメディア「sports.ru」は「ザギトワが3つの世界記録とともに優勝した」と絶賛した。
また、ロシアメディア「R-sports」によれば、演技後、ザギトワは「私にとってこの大会はとても大切でした。新しいプログラム、新しいスタイルを試す場として。(演技は)とても良かったと思います。ただ、いつも目指さなければならない場所があります。なぜなら、おそらく理想的な演技というのは一つもないからです。必ず修正しないといけない部分やミスがある。私はもっと解放的に滑る必要がある。それはそのうちできると思います」と収穫と課題を挙げたという。